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若い鵜は自らの機敏さを過信していた。人も野良猫も彼のスピードの敵ではなかった。
ところがこの日,一見鈍そうな大型犬に一瞬にして間合いに入られた。
…観念した。彼の鳥生は終わったと…。が,大型犬は尻尾ぶんぶんしたまま危害を加えようとしない。
…いいんでしょうか。逃げてもいいんでしょうか。た,助かった!!