ホーム旅撮り陸奥の国紀行

深盛岡藩の祖、南部氏は甲斐源氏の流れを汲む名流で、鎌倉幕府による奥州藤原氏攻めの功により甲斐国から八戸に上陸、三戸に居城した。盛岡城に移ったのは、秀吉の北条攻めに参陣して、陸奥10ケ郡を得たときで、後に家康からも安堵を受け、10万石の外様大名に列する。鎌倉以来700年間、同じ所領を治めたのは薩摩島津氏と南部氏だけで、みちのくに素朴ながら明るい独特な風俗を残した。

ボクたちは何度もこの地方を訪れているが、人びとの性格は明るく穏やかで、およそ地元の人と触れ合っていやな思いをしたことが一度もない。今春、大地震による大きな被害のニュースを聞いたボクは、マイクロバスを運転して母たちを連れて行く「恒例バスツアー」の行き先に南部地方を選んだ。


 

13人を引率して1,700kmを走ったので、ゆっくりと撮影やスケッチをする余裕はなく、天気も今ひとつ。おまけに愛機20Dも不調だったため、あまり良い写真がないのですが、初秋の風渡る陸奥の国の風情をどうぞお楽しみください。