エントリー

A型インフルにやられた

  • 2018/01/27 00:44

二人揃ってA型インフルエンザ,劇症だった。なおみは熱のために病院の待合室で貧血を起こして倒れた。シーズン前にうっかり予防接種のタイミングを逸したままだった。こんなにキツイとは思わなかった。よくぞこの一週間切り抜けた。

  • 2018/01/22 16:45

南岸低気圧の影響で東京も雪になった。ボクは昨日から風邪が悪化してこんこんと寝ている。なおみが歩いて買い物に行くと言う。

まて,車でスーパーに行く。今日使わなければ新品で履いたスタッドレスタイヤはいつ使うのだ。

「行ってきまーす。」

ま,待て…ごほごほごほごほ。

18012202x.jpg

また寝ていると庭でなおみの気配がして起きた。

18012201x.jpg

火葬して骨を拾ったあとの粉を埋めたあたりに雪だるまを作っていた。

タローは本当に雪が好きだった。

タロー動画/スノー☆タロー

 

目と腰

  • 2018/01/17 11:36

眼底出血は結局,自然に腫れがひくには半年はかかりそうなので,昨日麻酔をして眼球に薬を注射した。眼科の奥の手術室に入ったので,思いがけず廊下で小磯良平の植物画に再会した。

18011701c.jpg

10年ぶりに見たが恐ろしい出来栄えだ。触発されたとて,まだ目がよくないので絵筆はとれない。目の手術なのでなおみが同行し,病院からは運転してもらった。

今日は腰の病院だったが,新年最初なのでやはりなおみを同行した。学部長は愛犬をなくして大変だったでしょうとなおみに声をかけてくれた。なおみが「おすすめのチョコレートです」と渡した手土産も喜んでくれた。

「薬は出すけど,少しずつ減らそう。気分で抜いていいよ。」

ようやく回復の光が見えてきた。痛みの質もずいぶんと違う。ボクの飲んでいた薬は

「最強のものを全部出してたんだから…」

と先生はおっしゃった。

最強だったんだ。でも,ここのところその最強全部にも鈍感になっているのを感じた。

 

一月経った

  • 2018/01/13 13:25

なおみが懸命に水を換え,枯れ花を処理しているので花が少なくなってきても祭壇はきれいだ。

寒中見舞いで知った方や人づてに聞いた方からまだウチにも教室にも花や贈り物が届く。

遺品の整理を始めた。

18011301m.jpg

何を取っておこう。何を処分しよう。

ボクたち二人の状況はあまり変わらないが仕事がますます忙しくなってきた。

この時期に忙しくがんばっても別に儲かるわけではない。

受験生を預かっているので心の別の部分からパワーが涌いてくるのだ。

明日も日曜補習だ。

だが子どもたちが来る前や帰ったあとの静けさが堪える。

職場にいながらプライベートタイム。タローが散歩やお菓子をせがんで賑やかだった時間だ。

フローリングに爪がなる音や尻尾を振る音が聞こえない。

静けさに慣れていない。胸に堪える。

クロスワードパズル

  • 2018/01/10 21:27

ボクは今日も眼科を受診し、来週にも簡単な手術をして眼に溜まった血を除去することになった。

18011001m.jpg

なおみはもっと深刻かもしれない。蕎麦屋で待つ間になおみがクロスワードパズルをカバンから出してきた。これは異常事態である。なおみは中毒と言っていいほどの本の虫である。こうしたときには寸暇を惜しんで小説を読んでいた。それが

「本は読んでいても意味が頭に入って来ない。」

それでパズルの雑誌を買ったと言う。最近、どこかで聞いたことばだった。そう、マリコが自ら語った精神を病んだときの話だ。

なおみの場合は仕事が忙しいので元気そうだし食欲もある。子どもたちの前でもとても明るく振舞っている。が、二人っきりでいると15分に一度は泣き出す。精神的にはけっこう危ないところにいるのかもしれない。

幸福

  • 2018/01/09 14:31

ボクたちはこれから秋を生きようと思うのです。

タローを飼う前に二人で過ごした18年が春だったとすれば,タローのいた12年間…突然終わってしまった幸福な日々はボクたちの人生の夏でした。いつでもどこでも三人一緒に満喫していためくるめくような時間はもう決して戻ることはありません。

フォーカシングイリュージョンということばが心理学にあります。幸福を規定してしまう条件のことです。例えばお金や学歴がないと幸せになれないと思っている人にとっては財産や地位が…,結婚して子どもを持つことが幸福の条件と考える人には家庭がフォーカシングイリュージョンです。それではボクたちにとってタローはフォーカシングイリュージョンかというとそうではありません。タローは条件ではなく幸福を共有する構成員だったのです。

ですからボクたちはタローが我が家にやってくる前と同じく夫婦二人だけで共有する幸福を考えることにしました。それは去年までの燃えるような充実感を伴った幸福とは少し違うものになりましょう。これを秋と呼ぶことにしたのです。

秋山の 木の葉を見ては 黄葉をば 取りてぞ偲ふ… 秋山吾は ( 額田王 「万葉集」1巻16)

ボクたちが生きる秋はなおみによってとてもよく調和されて規則正しく静かなものになるでしょう。ボクがそこに少しの創造力を加え,ボクたちらしい幸福を追求していこうと思うのです。タローは少しずつ夏の思い出にしていきます。

 

タロー,見えないぞ!!

  • 2018/01/05 12:57

気づいたのは正月3日のことだった。絵筆の先がよく見えない。左目の視野の中央部に濃い影があった。そう言えば暮れからずっと見え方がおかしいと感じていた。一昨年反対の目に網膜剥離を起こした恐怖が蘇える。午前中休みを取っておなじみ早稲田の女医さんを受診した。入試直前のしかも講習中。また緊急手術になったらどうしよう。

「常に連絡をたやさないでね。」

そう言ってなおみは先に出勤して行った。マリコが来てくれていて助かった。1日くらいならボクの代わりが務まるだろう。

医院は正月休み明けでタイヘンな混雑だった。

果たしてボクの眼球は激しく出血していた。特に毛細血管から遠い中央部は黒くなるほど血が溜まっている。これが視野を覆った影だった。

だが網膜剥離のような恐ろしい病気ではない。ドクターの対応も穏やかだった。 ホッとして力が抜けた。早くなおみにも知らせてやらないと。

18010501m.jpg

「高血圧って言われたことある?」

ありません。

「心房細動とかは?」

ありません。

「じゃあ最近心臓に大きなストレスがかかったことはない?」

それは…たくさん心当たりがあります。早鐘のようにどきどきしたり,ぐりんと動きが鈍ったり,きゅーっとしめつけられたり…

心臓に負荷がかかって起きた不整脈が血栓を作り網膜の血管を詰まらせた可能性が高いと信頼する女医は原因を分析した。

医院を出て心配しているなおみと母にLINEした。歩き出すとますます血の影は大きくなっていた。そう言えばよく車に乗っているとき,後ろからタローが運転席と助手席の間に割って入り乗り出したものだ。

タロー,見えないぞ!!

ボクは左手でタローを押しやる仕草をした。通行人が不審そうに振り返った。

ゴールデン

  • 2018/01/03 00:54

犬を飼うならゴールデンはやめた方がいい。

誰かに聞かれる毎に嘯いて来た。例えば調子に乗って人間の食べ物を欲しがり過ぎて叱られたとする。母の飼っている柴犬のマロン(タローより一段賢い)ならツンとスネることもあるだろう。その仕草はとても愛らしい。…があくまでもそれは犬らしいかわいさである。タローはスネた「フリ」をした。あるいはガックリと肩を落としてトボトボハウスに帰って行く「演技」をする。死角に入るとケロッと振り向き、そおっとこちらの様子を伺う。目が合うと明らかに「バレたかでへへヘ」的な顔で戻って来ては「ちょうだいよ」と手を挙げる。

そんなときボクはホントに嫌な予感がしたものだ。人間臭すぎる。この子を喪ったらどうなるのだろうかと。いざその時が来たりて何をか言わんや。胸が痛い。心が張り裂ける。…犬を飼うならゴールデンはやめた方がいい。

元日

  • 2018/01/01 23:45

元日の朝目覚めるとなおみが枕に顔を押し付けてむせび泣いていた。

ボクたちは仕事でもプライベートでも誰かと一緒なら元気になっている。しかし二人きりになると時間はあの日止まったままだ。年始になど行く気分ではなかったがニューヨークから伯母が来てなおみに会いたがっているというので町田にだけは行くことにした。寝不足のために車に乗るとなおみは直ぐに寝てしまう。だから東名高速からくっきりと富士山が銀嶺を見せていたのを知らない。減速して青葉インターを出る加重変化に目覚めると

「キレイな空。富士山が見えるかもしれないわね。」

と言って笑った。まだ寝ぼけていたのだろうそれは久しぶりで見たなおみの本当の笑顔だった。ボクは青空に心から感謝した。

夜はニューイヤーコンサートの中継に間に合うように帰った。母は弟の家の新年会に出かけていた。イタリア人指揮者の選んだ曲がお気に入りの曲ばかりだったのでなおみがまた嬉しそうにした。ウイーンの森の物語をうっとりと聴いていた。拍手はどちらからともなく自粛したがラデツキー行進曲の間も笑顔だった。音楽は少しずつなおみの心を癒すだろう。

せめて今夜は彼女に安らかな夜を。そして願わくばタローと逢える楽しい初夢を。

花影

  • 2017/12/31 11:46

17122601m.jpg

こんなにたくさんの花を頂きました。 自宅に花を送ってくださった方は,タロー行進曲をご覧いただいていた方が多いです。タローと一度しか会ってない方,実際に会ったことのない方からも花や心のこもった贈り物を頂きました。 ボクたちはタローと会いたいと言ってくださる方がいればうれしくて北海道にも九州にも会いに行きました。いくらネット上で人気でもタローにはわかりませんからね。実際に会っていい子してもらうとホントにホントに嬉しそうでした。タローの知り合いは全国にいます。

「タロー行進曲」はもう暫く更新を続けます。まだ,整理していない写真や動画がたくさんあります。思い出しながら「写真集」もリニューアルしていくつもりです。「日々の記録」はごちゃまぜんお日記になっているのをタローに関係のある記事とそうでないものを分けて整理するつもりです。どうぞ引き続きごひいきに願います。

今日は出勤のとき雪がちらつきました。ボクは「この雪じゃ,タロー的には雨判定だろうね。」と笑いました。助手席のなおみは同じことを思い出してか嗚咽していました。講習が終わったら遺骨を抱いて雪国へ連れて行ってやろうと思います。

今年もお世話になりました。犬を亡くしてのことなのでタイヘン失礼で申し訳なく存じますが年始のご挨拶は欠礼させていただきます。みなさまにおかれましてはどうぞどうぞよい年をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます。  

ユーティリティ

2018年02月

- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ユーザー

新着エントリー

たろたん12
2018/02/16 11:06
2ヵ月
2018/02/13 15:12
おめでとう、マナ
2018/02/12 10:41
少年期/2
2018/02/10 10:36
写真集
2018/02/07 23:18

新着コメント

Re:たろたん12
2018/02/17 from cat-korokoro
Re:2ヵ月
2018/02/17 from cat-korokoro
Re:おめでとう、マナ
2018/02/13 from シュウ
Re:おめでとう、マナ
2018/02/13 from cat-korokoro
Re:おめでとう、マナ
2018/02/12 from オルガン♪
Re:少年期/2
2018/02/10 from シュウ
Re:少年期/2
2018/02/10 from ゆのたえ
Re:写真集
2018/02/08 from シュウ
Re:写真集
2018/02/08 from ゆのたえ
Re:雪の羽田空港
2018/02/05 from シュウ

Feed