タロー、キミにとってきょうはいつもの一日だろうけど、ボクとなおみにはとってもとっても特別な日なんだ。
一年前の今日、ボクらはブリーダーさんからのメールでキミが生まれたことを知りました。急いで開いたブリーダーさんのHPでキミの小さな写真を見たっけ。そう、今日はキミの誕生日なのです。一緒に生まれた兄弟の中でキミは一番器量が悪くて、おじいさんみたいな顔だったけど、ボクたちは写真を見ただけですぐにキミをタローに決めたんだよ。それは性格の大人しいお父さん犬にいちばん似てたからなんだ。でもボクたちの予約は2番目で1番目の人も同じように思って最初はキミを選んだんだって。もしもその人に飼われていたらどんな名前でどんな生活をしていただろう。やっぱりうんとかわいがってもらっただろうね。
結局、その人がかわいらしい顔をしていたお姉さんに交換したので、ボクたちはキミを選ぶことができました。それからの1年、ボクとなおみはキミのおかげで幸せが二乗になりました。だからボクたちは今日をどうしてもお祝いしたい。
そこで…
じゃーん(笑)
「はっぴばーすでーとぅーゆー♪はっぴ…」
「なんだか今日はやたらにステイが長いなぁ。歌とか歌ってるし…。」
「歌が終わったー!いただきまーす♪ばくばくばくばく…ん?ヘンなものが入ってるぞ。」。
「ごちそうさまー!!ごくごくごく!」
「これも食べ物かなぁ。味のないガムみたい。」
「むぐむぐむぐ…」
「ごっくん」
…ご、極上サーロイン肉を一のみ
タロー、満1才、体重31.2kg
Happy birthday to you