OUR DAYS2007年2007/6/8

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ちょっと写真ではわかりにくいのですが、この公園散歩から帰ったとき、タローの右目の眉あたりに、ツノのような突起を発見しました。大きさは直径3ミリ、長さ8ミリくらいで、肌色をしています。ひっぱると眉ごとびよーんと伸びますが、痛がるふうもありません。


「でも、顔だから今度ワクチン注射のときにでも、ついでに切ってもらおうか。」

…くらいに思っていた土曜日。休み時間にタローとじゃれていた中2のワタが

「センセー、タローのおできに足が生えてるよ。」

と、報告に来ました。

「え"!?足ー!?」

確かに…、突起に足がもぞもぞ動いているではありませんか。

「ひええええぇ!!」

ぷちぃ!

「フロントライン(薬)して自然に落ちるのを待たないとー!」

なおみの制止が聞こえていたのですが、虫に弱いボクは、おぞましさに負けて思わずティッシュの中で思いっきりつぶしてしまいました。謎の突起ダニは体液が全部出て、半透明な皮だけになっても皮膚に食い込んだまま離れません。ピンセットでひっぱっても、眉がびよーんと伸びるばかり。

翌日ミイラのようにひからびてもやっぱり離れません。今朝のシャンプーで、そのミイラももげてしまいましたが、

「つぶしてしまうと取れませんねぇ。傷口に口が残ってるでしょうから、化膿するかもしれません。」

と、ドクター。そう言えば、数年前ボクも湿地で写真を撮っているとき、ヒルにすねを噛まれてパニックになり、思わずひきちぎってしまったことがあります。ヒルは頭だけ残って取れません。なおも血を吸って膨れ上がる様子に、悲鳴をあげながら、さらに強引にひねってひっぱったら、皮膚が5ミリほどの深さでぼっこり取れてしまいました。うー^^;恐ろしい。

教訓、ダニにかまれたら自然に落ちるまでがまんすること。本日5種ワクチン注射。なおみはフロントラインを4本購入。

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