日の出とともに講習前半のトピックス、徹夜補習が終わった。 家の遠い女の子たちをボクがぐるりと送っている間になおみは教室の掃除をした。
ボクたちの夏休みはいつも朝日の中で始まる。青函フェリーの出航時刻まであと24時間しかない。一度帰って、仮眠し、タローをシャンプーしてから徹夜で青森に向かう。子どもたちの予想外のがんばりのために、時間はぎりぎり、分刻みになってきた。渋滞が始まる寸前の首都高速を気絶したように寝ているタローとなおみを乗せてボクは家に向かって走った。
夏休みです。ボクたち3人で北海道行ってきます。