またぞろ、レトばかのたわごとです。
仕事から帰宅したとき、タローが車から降りるのをボイコットする事件を以前に書きました。乗せるのに苦労するという話はよく聞きますが、降りないというのはあまり聞きません。
二人してあれこれ原因を考えると、どうやら「つまらない」からではないかという結論になりました。タローは職場で夜ごはんを食べます。そのあと、ボクかなおみかどちらかに補習や残業があると、もう一人が散歩に出ます。両方とも早く出られるときは、車に乗せて、帰り道の公園や遊歩道を散歩するわけです。これですと、タローにとって、夜、家に着くと、それは一日の終わりを意味するのでしょう。帰宅後、なおみは猛然と片付け、洗濯をしますし、ボクはあわただしくPCに向かうので、タローは相手をしてもらえません。それで「車から降りるのやーだねー」と、なるのでは。
そこで、帰宅後の楽しみを作ってやろうと、なおみが始めたのが「クッキーどこかな？」です。タローを別室にステイさせ、椅子やテーブルの脚などにクッキーを置きます。タローを呼んで、
「クッキーどこ？」
と、いいながら、探させます。もう、尻尾ぶんぶん、大喜びでして、翌日から素直に車から降りるようになりました。
めでたしめでたし。