OUR DAYS2008年2008/3/16

どどーん(潮騒)

ちょっと早いけど、陽気に誘われて伊豆の海です。疲れがたまっているのに、休日はなんだかんだと用があって、でかけられないでいました。そこで先週、職場から発作的にドッグペンションを予約!!予約してしまえば、行くしかないもんね。ところがどっこい、週末から二人とも風邪気味で体調を崩してしまいました。

「くしゅんくしゅん。どうする?」
「はーっくしょん!け、決行!!ぉーっくしょん!!」

日曜の朝、這うようにベッドから降りて、5時間近くひたすら走り、缶ビールを買って砂浜に直行!!タローはうれしすぎて、宙に浮くようなはしゃぎぶりです。

01

早春の砂浜には誰もいません。はるか遠くの浜にサーファーたちが波を待つばかり。あー。休みだー!!


02

タローがボールや木切れを追って、ひたすら海に突入します。ちょっと休ませようと思っても、砂だらけのボールをくわえて、「投げろ」とねだります。

自分では加減がわからないから、ちょっと休ませないとおぼれちゃうぞ。


03

そこでなおみがボールを砂に埋めました。タローの目の前でほんのちょっと砂をかけただけなのに、見えなくなると見つけることができません。尻尾を天に向かって垂直にふりふりしながら、ひたすら砂を掘るタロー。すぐになおみが見かねて、砂を払い、ボールが見えるようにしました。タローがぱくつき、自慢げにくわえて踊ります。

「あったー♪よかったねー。」

また埋めてます。04

ああ、神さま、こんな幸福な時間をありがとう。缶ビール一本で完全に酔っ払いのボクは、なぜか神さまに感謝しながらその光景に目を細めます(大ばか)。

やがてなおみが疲れてチェアに座ると、ようやくタローも寝そべりました。どれくらい眠ったでしょうか。突然、夕立が降る夢を見て飛び起きると、タローが近くでぶるぶるをしていました。海水が雨のようにかかってきます。どうやら、二人が寝ている間に、ひとりで泳ぎに行ったようです。去年の秋から、フェッチしなくても、ひとりで浅瀬で泳いだり、波打ち際で遊んだりすることを覚えました。

「さあ、タロー。また、あしたの朝、泳ごう。」

夕方になって、急に風が冷たくなってきました。まだ、3月ですから。

05

海岸沿いの国道から、急な坂道を登ると、斜面に張り付くようにけっこう家がたくさんあることに驚きました。白浜にはたぶん50回くらい泳ぎに来ていますが、これまで村があることすら気づきませんでした。ペンションには犬専用のシャワーがあります。例によって、海から上がるたびに砂浜でごろごろと体をこすっていたタローはもう砂まみれ。嫌そうながらも素直にシャワー台に乗ってます。


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