彼の地で従姉妹のウイノーナが朝食に出してくれたお手製シリアルが美味しかった。オートミールが苦手なボクがぱくぱく食べて、即、レシピを要求。彼女が種本にした雑誌のコピーに自分の工夫を書き込んだものをもらってきた。どうやら丸のままのオーツ麦にメープルシロップをたっぷりかけて焼くのが鍵のようだ。麦くささが消えて香ばしい。それに大ぶりのドライフルーツとスライスアーモンドなどを加え、甘いヨーグルトをかけて食べると美味しくて、とてつもなくヘルシー。
さっそく家で再現しようとしたところ、材料が驚くほど高い。冗談ではなく何もかも向こうの2～5倍はする。主材料のオーツ麦など、そもそもほとんど食用に売ってないし、小袋に分けて白米に混ぜるタイプの商品は加工されたシリアルより割高なのだ。
麦の方ははるばる郊外のアメリカ系スーパーまで買いに行き、メープルシロップは、母にお土産に買ってきたボトルを「グラノーラにしてあげるから。」と取り上げてなんとか調達した。
焼いてるときから家中いい匂い。
燕麦（オーツ麦）を砕いたり粉にしたりしたシリアルがオートミール、焼いたものをグラノーラと言うそうです。興味のある方にはウイノーナ流レシピお送りします。でも、お腹でふくれるので食べすぎご注意。