OUR DAYS2008年2008/6/19

寝起きにタローが突然吐いた。

3月頃にも一度あった。体調が悪いようだ。ここ数日の蒸し暑さにやられたか、滝で風邪でもひいたか。どれくらい悪いのかわからない。

何しろ、吐いた直後には驚いて駆け寄ったボクたちに、クッキーをねだってお手している。出勤のときもいつものようにひょこひょこと車に飛び乗って来た。

が、散歩中に尻尾を高く振らないし、ぴくぴくと好奇心いっぱいの耳を動かすこともしない。気のせいかもしれないが、そのヘンで察してやらないと、不調を自覚することがない。

今も元気なさそうに事務室でうずくまっている。

「どうしたろー。元気ないなぁ。名前がどうしたろーになっちゃうぞ。」

「なりません。」

…と、なおみ。

「どうしたろーなんて言うのシュウだけよ。」

早く元気になれ、タロー。…ボクも全身絆創膏(養老渓谷で淵に落ちた)から回復してないが。

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