OUR DAYS2008年2008/8/31

「ひえー!!!」

タローも腰を抜かすなおみの悲鳴。玄関を出てみると、ボクたちの寝室の窓にこんなのとまってるんですけど。手のひらくらいのサイズなんですけど。

調べてみたらアオシャクの仲間。八ヶ岳では慣れてるけど、東京で見るとやっぱりこわい。あまりに場違いだからだろう。風景にマッチしていない。家の周辺、そもそも蛾は滅びていないのだ。トンボや蝶はたまに見かける。


思うに、お盆休みに原村からトマトやジャガイモを山ほど持ってきたときに、卵か幼虫でついてきてしまったのではないだろうか。羽化してみたら大都会。アオシャクくんもびっくりしたことだろう。

隣りのタエちゃんと子どもたちが買い物から帰ってきて騒ぎに加わった。

「そうだ。もらいものだけど、美味しいかぼちゃのケーキが半分残ってるのよぉ。お茶しに来ない?ホント美味しいのよ、もらいものだけどー。」


もちろん、ボクからの「もらいもの」である。沖縄系美人のタエちゃんは性格も南方系で底抜けに明るい。子どもたちも連れて遊歩道までタロ散に行き、コンビニでケーキに添えるバニラアイスを買ってきた。久しぶりに晴れて強い日差しだけれど、西に東に入道雲がもくもくと立ち上がり、また一雨来そうだ。

そして

 

なおみの気をひこうとするパフォーマンスではありません。

目は開いていますが爆睡中。


ふう。

二人と一匹、かわるがわるお昼寝の午後。


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