OUR DAYS2008年2008/9/20

ボクの大型免許は、難しいことで名高い府中試験場の一発試験で取ったんですよー。すごいでしょ。確か5回目くらいで合格したのですが、同じ日に合格した男の人は「これで一人前のトラッカーだ。」と、ぽろぼろ涙を流して喜んでいました。トラッカーも魅力的だったのですが、ボクの目的はトラッカーになることではなく、教室の子どもたちを、安く安全に夏合宿に連れて行きたかったのです。

それにもう一つ。両親や義母、義祖母などを、まとめて旅行に連れて行くバスツアー。みんなの友だちや家族も一緒にマイクロバスをレンタルしてにぎやかに出かけます。ゲーム大会やクイズ大会は子どもの合宿と共通で、引率は妻のなおみがお手のものです。今年、通算9回目は、今週の土曜深夜に出発して南部地方を巡ります。行き先はボクと妻が以前に行って様子の分かっているところを選び、母たち参加者には内緒のミステリーツアーです。

楽しみにしているのですが、タローを留守番させるのがだけが辛い。今回は近所のペットホテルです。何しろ、タローは24時間ボクらと一緒に暮らしているので、大丈夫か心配で心配で…。今週に入って、何やらすでに感じとるものがあるらしく、少し様子がヘンに見えます。気のせいかなあ。

「ボク、クッキーいらないから、一緒に連れてって。」


なーんちゃって。そんなこと言うはずないですよね。今朝のタローです。やはり雰囲気に異常は感じているらしく、大好きなクッキーで誘ってもハウスから出てきません。もしかしたらシャンプーと勘違いしてるのかも。その証拠に玄関の方からなおみが呼んだら、あっさりいそいそと立ち上がります。もちろん、クッキーもペロッと拾って行きました。

「タロー、他の子と仲良くしておりこうにしてるのよ。お腹こわさないでね。」

ボクたちの感傷をよそに、ペットホテルについたタローは、中にいるお友だちの気配に興奮気味。なおみとカウンターに並んで、係の人の説明を聞いています。帰りがけにウィンドウから覗いていたら、部屋に入るなり、同宿のワンちゃんたち全員にむふむふと挨拶して回ってました。


2年前は、預けて1時間くらいすると、もうシュンと元気がなくなったそうで、迎えに行ったときは、尻尾を振る力もなくげっそりしてました。あのときはまだ子犬でしたからね。今回はどうでしょう。

タローを預けて身軽になると、シュウドレのポテンシャルは久しぶりにマックス。春のオクラホマ旅行以来です。

今、仕事に入って休み時間。タロ散もないのでぼんやりしてます。授業が終わり次第、レンタカー屋さんと集合場所と二手に分かれて準備し、そのまま北へ旅立ちます。

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