OUR DAYS2011年2011/2/9

東京は暮れからずっとカラカラ天気が続いていた。何でも異常乾燥注意報の連続記録が過去2番目になっていたそうだが、立春からこっち、急に寒さが緩んできたと思っていたら、昨日の深夜、とうとう今年初めての雨が降った。そしてその雨が今日の午前中、止む前の数分間だけ雪になった。この冬、豪雪に苦しんだ地方のみなさまにはタイヘン心苦しいことだが、落ちては融ける雪を思わずうっとりと眺めた。何しろ、1ケ月以上も雨が降らないと、ただでさえ空気が汚れている都会は、まるで火山灰でも積もったかのようにほこりっぽくなってくる。常緑樹の葉っぱもくすんでしまって、さわると指先に土ぼこりがつくほどだった。それがこの一雨ですっかり緑色になった。

↓二重橋前の広場も雨に濡れてキレイでした。

立春はちょうど冬至と春分の日の中間で、特に日本では劇的に季節が変わる。冬型の気圧配置が崩れるため、東京でも雪が降ったりするのだ。「夏もちーかづく八十八夜♪ぽんぽーん!」や秋の二百十日などは立春から起算した日数である。ちなみに西洋では春分の日から夏至までを「春」とするので、まだ春ではない。

…である。ボクたちの仕事も春になってプレッシャーから開放されるまでにはあと2週間ほどある。ガンバラナクッチャ。

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