半日退院した父を弟一家といっしょに囲んで記念撮影した日曜日。春の気配漂うしらべ荘。
一夜明けると、一転真冬。
何cmの積雪って言うんでしょうか、車が埋まってます。
ボクたちが父を病院に連れて戻らなくてはならないことを知った近所の人たちが、家の引き込みより道路を優先して雪かきしてくれました。
道路はほとんどホワイトアウト。もしかしたらこれが父の見る原村の最後の景色になるかもしれません。
雪が降っていちばんはしゃいでいるのは、↑もちろんこやつですが、2番目は雪かきの先頭に立っているなおみです。
あまりのうれしさに身をよじりながら、
「ねえねえ、庭の方にも道を作らなきゃダメでしょ?」
「ちょっと、あったまったら、また雪かきしてもいい?」
…てな具合です。全くもって、雪国の人には不謹慎きわまりないことでして、もうしわけない。