OUR DAYS2014年2014/11/27

ボクらのベッドは20代の頃に買った安物だが,亡き父が例によってゴツイ木枠や脚をつけてくれたために30年経ってマットがぼろぼろになっても頑として壊れない。


それほど不自由はないが,ふつうのセミダブルよりも一回り小さく,身長183cmのボクと,163cmのなおみが寝るには如何せん狭い。比率的にこんな感じである。体をくっつけていないと幅が足りない。ここに冬はずっしり,綿の布団をかぶる。

タローは子犬のときから人のベットに上がってはいけないとしつけられているので、寝室まで来て床に寝ることはあっても、布団に入ってくることは決してない。

でも年に数回だけ、どうしても寂しくなることがあるらしい。ベットの脇に来て、低く「うぉ」っと吠える。そういうときは仕方ない。

カム!

と、ベッドに上げる。


かなり、スペース的に苦しい。しかも、暑がりなので、布団の上である。この位置に35kgのタローが載ると、布団はびくとも動かなくなる。寝返りも打てなくなり、ボクもなおみも頻繁に目を覚ます。タローだけがこんこんと眠る。



やがてこうなってくる。



今朝は二人ともひどい寝不足である。

タローは目が腫れるほど寝たらしい。


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