御岳山のロープウェイが犬を乗せてくれると聞き，早起きして行くことにした。でかける直前に天気予報を見たら，御岳は雨だったので急遽，銚子に行き先を変えた。東関東自動車道を下りて道の駅で休んだら，リードを忘れたことに気づいた。仕方ないのでコンビニで紐とカッターを買おうと，近くの町に行くと佐原だった。
運河沿いに古い町並みが保存されていて小江戸と呼ばれる町である。朝が早いので，無料駐車場には1台も車がなかった。
こうして思ってもみなかったところを歩いている。
せっかくオシャレな胴輪をしてきたのに，リードが荷紐では何ともかっこ悪い。
立っているのは伊能忠敬旧宅の前
朝日が差して，少し気温が上がってきた。
急いで撤収。タローが町歩きするには厳しい季節となった。
銚子電鉄の終点。1時間に一本しか往復しない。
おまけに今日は夏至なので，南中時刻の11時40分には灯台で影を撮りたい。
いきなりタイトなスケジュールになった。
南中高度78度…影がほとんどない不思議な光景。
犬吠駅…ちょっと外してる感じの駅舎である。
もと銀座線の車輌。ホントは元京王線の懐かしい車輌を見たかった。
そろそろ帰ろうかね。
足だけでも泳がせてくれ…と，タロー
波頭と灯台を望遠で狙っていたら，堤防の上から呼ばれた。
この坂の上に40年ぶりに訪ねる場所あり。
黒潮打線！！斉藤監督
40年前は弟とグラウンドに忍び込んで，甲子園の土ならぬ銚商の土を採ってきた。
未だにビンに詰めて本棚にある。
帰り道のインターから近いので，再び佐原に戻る。
朝，散歩しているとき，店の外でうなぎを捌いていた板前さんと会釈を交わした。帰りがけには「いい犬ですね。」とタローに声をかけてくれた。これがボクたちが大ゼイタクなランチを企画した理由である。
ゼイタクと言っても，メニューの中でいちばん安いうな丼定食と白焼き丼
うっかり撮る前に食べてしまったが矢印のところにもうひと切れあった（笑）
さ，今，高速に乗れば明るいうちにタローのシャンプーもできるぞ。