引き続き快晴,放射冷却著しい朝。庭一面の霜。むしろ雪の方が暖かい。
ムリだろー!!オフクロ。薪ストーブ焚かないのはムリだろー!!
室温が0度近い。起きて着替えた自分をほめてやりたい。
「だって,めんどくさいんだもん。薪。」
いや待て。そういう問題か。
FF石油ファンヒーターの前に一家4人(2+2)が集まる。
ちなみにタローは寒いからでなく,みんな集まるから来ている。
しゃばしゃばしゃば…飲んでるのは甘酒。しかもマロンの分まで。
先日,つやひめを食べ,初めてコメの味を覚えた。
お世話になった家々に挨拶回りする。
母が先週,久しぶりにギガンチウムのおばさんを訪ねると,会いたかったと手をにぎって泣いたそうだ。もう,腰がほとんど立たず,畑はもちろん,得意の野沢菜漬けもできない。母の携帯番号を書いた紙をいつも持って来てくれるのを待っていた。
コンビニで買ったお茶とお菓子を持参で,ボクは諸手を挙げて,庭から二度ジャンプしながら縁側に躍り込む。
おばさーん!しょぼくれてるって聞いたから顔見せに来たぞ!!冬の間に養生して,来年は元気になってくれなくっちゃ。
珍しく娘さんが来ていて,ボクはどっさり出されたお茶請けの漬物を全部平らげ,旨いと20回唸った。
さて,帰宅して家を閉める準備開始。
ソライロライフのバッテリーを外して室内に保管する。
水道管の立ち上がりを風除けの板で囲う。
もともとアイターンする予定だったので,別荘ではなく通年仕様にできている。水道管には熱線ヒーターが巻いてあるので,水を完全に落とすことはできない。
地中の元栓を閉める。専用ドライバーは亡き父の手作り。
こんなものを自分で作るなんてふつうありえない。
圧を抜いて,機械部にタオルなどを巻き付けていく。
シャワーホースの水もしっかり抜いておかないと凍る。
トイレはタンクを空にし,便器には車用の不凍液を落とす。
次回は家の回りが雪に埋まっているかもしれないので,玄関脇の取りやすいところに雪かき道具を配置する。ちなみにずっと作業について回っているタローは手伝いをしてるつもりなのである。
戸締りして墓参り。
おやじさーん,じゃ,東京に行くね。
昼過ぎているのに墓石にはまだ霜がついていた。
春まで3ヵ月ちょっと,東京で母と三人の生活が今年も始まる。
何だか1年がますますあっと言う間に過ぎた気がする。