10時から4時までぶっ通し日曜補習。
ちと,へこたれた。
注射は効いているが,寒気にやられて腰は痺れている。
夜中には咳も出る。
タローは足を引きずらなくなった。
帰宅,夕飯のあと,なおみが胃を抑えてダウンした。
「ガスター飲む…」
…飲め。
授業をしていて,あまりに食い入るようにボクらの話を聞く子がいる。
脱線したときの宇宙の話でも旅行の話でも人権や平和の話でも…
瞬きもせずに見つめられ,深く肯かれると面映ゆいほどである。
誰の話もそうして聞くわけではない。ボクらの教室にいるときだけだ。
小6から通っている。少し斜に構えたくなる年頃になっても授業のときの態度は変わらない。
そのSが先陣を切って,火曜に千葉の超難関私立高校を受験するのを今日,壮行してきた。
…ガスター飲め。
飲んでベッドに潜り込んだ。2時間ほどたって,むっくり起きて来た。
「治った。薬が効いた。」
ゼッタイに負けられない戦いが今年も始まる。
仕事のためとかやり甲斐とか達成感とか全く関係ない。
ただ子どもたちはみんなボクたちを信じているのだ。
ボクたちはガスターがよく効く体になっている。