日曜日,今週もなおみはちっぺの教室に練習に行っている。そのあと最近年賀状のやり取りだけになってしまっているA香に連絡して会うことにした。教室に最寄りのつつじヶ丘はレストランなどが少ないのでその隣の仙川で待ち合わせ。
一番に着くはずだったボクはうっかり乗り越してつつじヶ丘へ。
相変わらず仲がいいですねー♪とA香のLINE。もしかしてなおみと同じ電車で仙川に戻ることになる。
ボクは痛む腰をかばいながら,脱兎のごとく階段を上り下りして出発直前の急行新宿行に飛び乗った。なおみはそのとき,通過待ちで同じホームに停車中だった各駅停車にのんびり座っていたらしい。ボクもA香もまだ到着していないのだから急行で急ぐ必要はないわけだ。
仙川に着いて,足を引きずりながらホームを歩いているうちに,もうなおみを乗せた各駅が着いて合流した。
仙川はかつて中学から高校にかけてなおみが住んでいた町だが,最近は駅の回りがオシャレに大変身して面影はまったくない。
A香が駆けてきた。
留学中のなおみを訪ねたA香が当時のなおみの年令になった。
…が保育園の先生一筋。
帰宅して,天気が良かったのでいつもの跨線橋に富士山を見に行った。
最近はここもカメラマンの間でちょっと知られた場所になったらしい。タローを無茶苦茶かわいがってくれた若い先客二人はどうもプロカメラマンのようだ。
晩春の候。富士も霞んでいる。