OUR DAYS2017年2017/6/2

例えば寒い夜にタロ散に出ると,中腰の多い姿勢で料理していると,キュゥーっと右腰から股関節の外側,ふくらはぎの横を回って脛から右足の人差し指と中指に痺れが走り,痛くて力も入らなくなる…そんな手術前の劇症が,今は立ったり座ったりするだけで頻繁に襲ってくる。

思うに,やはり痺れが来てから丸2年半余り。我慢しすぎたために神経の傷が簡単には癒えないのではないだろうか。ただ,我慢していたわけではなく,あちこちたくさんの病院を受診していたのだけれど…。いよいよ悪くなったところで,肺炎→網膜剥離→尿管結石の痛み三重奏に襲われてとりあえず我慢するしかなかったのが去年。今度の診察のとき先生に相談しようとは思っているが解決策はないだろう。

今度こそ時を待つしかない。

朝起きて痛い。鎮痛剤が切れているから。そこで,あれ?痺れが少し収まってきたような…と,思い込もうとするような期待。それが起きてすぐに気のせいだったと気づく。…うーん(;^_^Aメンタル面のダメージが大きい。ただ座っていてもびりびり痛んでくる。気持ちがプツンとなって,思い切り走ってやろうかと思う。えいやと立ち上がる。ツーンと来る。へなへな(笑)走るどころか立てないじゃん。

ずっと続けてきた昼のタロ散もここ2,3日はなおみが代わって行くのを車で待っている。

17060101b.jpg

なおみである。宙を飛んでいるのではないかと思うくらいに働いている。午前中は晴れだ!!と言っては猛然と洗濯する。二回目の洗濯機が回っている間に,

「カルディーのコーヒーがセールだから行ってくるー!!」

と語尾のあたりでは自転車で走りだしている。

ボクとしてはこの緊急時にあたり,コーヒー豆のセールに行くのは断念してほしいと強く願うのである。願っている間にもう帰って来て冷凍庫にコーヒー豆を詰める。はみ出した冷凍イカフライは即揚げて夕飯のお弁当を作り作り,途中で二回目の洗濯物を持ってベランダに駆け上がっていく。肩で息をしながら,床に仰向けに転がり,背中の下に野球ボールを挟んでぐりぐりともみほぐしている。スマホに保存してあるここ最近の水金に着た洋服をチェックして,違う色のスカートに着替える(なおみのファッションには女の子たちのチェックが厳しい(笑)のだ)。

「あたし,月始めの事務仕事があるから先に電車で行くねー!!」

タローと残されて静かな昼過ぎ,こうして近況をまとめている。

17060201w.jpg

風琴帖を読んで心配してくださる皆さま,ありがとうございます。

痛いけど手術は成功しているはずです。あとは勘違いしている神経のヤツにホントは痛くないぞと言い聞かせるだけです。

がんばります。ご心配なく。

NEXT