朝は立てなかった。今日は診察日。手術を決めた日,満開だった哲学堂の桜並木も今は深緑の中。
先生、痺れは先週より増してます。
「もう一度、MRIをチェックしよう。ふむふむ、キレイだ。ここも問題なし(満足げ)立って気をつけ。左足で立って。右足。右に曲げて…」
何だか調子がいい。
「先週よりいいじゃないか。」
え?!
…そう言えば先週は右足では立てなかった。よくなってるのか。次回は二週間後。リリカを始め、先週から処方された鎮痛剤の量が全部倍になった。話の流れ的にお酒を飲むかどうか聞き出そうとしたが叱られた。こりゃ袖の下どころか一本提げて来るのすらダメそうだ。
先生、家内が先生に会いたがってるんですけど。先週、診断して頂いて安心できて、どうしてもお礼をいいたいなどと申しまして…。次回、連れてきてもいいですか?
「おお、連れてこい連れてこい。ボクも聞きたいことがたくさんあるから。」
やだなぁ,先生,ボクは嘘なんかついてませんよ。ちゃんと安静にしてますから。
「はっはっはー」
ときに,そろそろお風呂に浸かってもいいでしょうか。
「え?誰がいけないっていった。わははは。退院の時ずいぶん,脅されたみたいだな。」
マジっすかぁ。先生のお弟子さんですけど,脅してたのは(;^_^A
とまれ風呂解禁と相成った。薬は倍増したが,家に帰るとやっぱり立てない(笑)