
コロナ禍に入ってから通算4度目の故郷交通機関利用となる。
ちなみに一回目は昨年秋の大多喜ツーリングの際,二回目も同じ秋の日立ツーリングで,それぞれ出発点に車を取りに行ったとき,三回目は先日,車検のため地下鉄通勤を余儀なくされたときである。いずれも一車両に他の乗客が10人くらいしかいなかった。
混雑する朝に代々木上原始発の千代田線に乗る。東京の緊急事態宣言も解け,原因不明の感染者激減を受けての大冒険である。

都心を抜けて荒川を渡ると先頭車両の乗客は10人になった。

江戸川を渡るとボクだけになった。すでに常磐線になっている。

新松戸駅で武蔵野線に乗り換える。近年,首都圏の鉄道の相互乗り入れは著しく発展している。たとえば田舎のこの小さな駅から東は幕張から房総方面へ,西は府中本町で南武線に接続,北は日立,南は江ノ島,箱根まで,ほぼ乗り換えなしの1本で繋がっている。

西へ武蔵野線を使って数駅。

駅前でS宮さんと待ち合わせた。大学生のときにセリカを買って以来40年,20台近い車のすべてをこの人から買っている。もはや客というより親友である。商談とは関係なく,年に一,二度会っては酒を酌む。ボクたち夫婦の親しい友はなぜか下戸が多い。S宮さんは唯一の飲み友だちと言っていい。若い頃は2日も休みがあれば,青森の秘湯とか浦和駅前の焼き鳥屋とかで待ち合わせたものだが,ここ最近は二人ともすっかり弱ってしまって,専ら近所の温泉センターが定着している。

最近のS宮さんのいきつけ。コロナ禍の下,むしろこういう施設の感染対策は徹底されていて電車に乗るより安全と言える。

凝った作りで,これも土日ともなれば密になるか。

間仕切りされたテーブル,ここが定位置だそうだ。

風呂には二度三度,中ジョッキや酎ハイであっけなく酔いつぶれる。

仮眠室で熟睡して目覚めると,外はもう薄暗かった。