4月27日/山菜尽くし
村のリサイクルごみの回収日だった。役場に行くとポルシェやミニ、BMにメルセデスと外車でごった返していた。別荘地の人たちは地域の回収には行かないようである。

ついでに買い物して帰ろうと思ったがJAの開店には時間が早かった。いったん戻るよりマシなので15分ほど待った。今日は腰の調子がいいので、入り口近くは体の不自由な人が利用できるよう遠くに停める。

帰宅して鍋を見ると、ゆうべから灰汁抜きしていたワラビがご覧の通り。こんなに灰汁がでるものなんだ。このワラビを始め、山形のモエ姉からどっさり山菜が届いた。たてしな農園でも売っているが、観光客向けなのか、とても高くて手がでないとぼやいたからだ。モエ姉さまさま。

さっそくワラビの山菜蕎麦。

土曜なのでなおみが部活から早く帰ってきた。菜園にマルチをかける。どろんこ遊びに少々近い。

父が三春で買ってきた滝桜は巨木となり、はるか上の方で地味な花をつけている。愛でる人もいない。

ベランダや屋根裏から虫が侵入することは阻止できないと去年悟った。1ミリほどの隙間があれば虫はぬるりと抜けてくる。
そこで!
今年は家に近づけない作戦!!何年か前に薬局で署名捺印して買った強力な粉末殺虫剤をぐるりと基礎に撒いた。

今週の初めにはまだ見なかったタンポポが一面庭を占拠し始めた。

すべての花をなおみが手で摘んだ。綿毛になる前が勝負である。
夕飯はモエ姉プレゼンツの山菜尽くし。

うるいのゴマ酢和え

小松菜の花のオリーブ油炒め。

ワラビの煮物

クキタチの赤出汁

コシアブラの天ぷら

コゴミとウドの葉の天ぷら
世の中にコシアブラの天ぷらより旨いものがあるだろうか。
4月28日/自転車置き場
日曜だと言うのに、なおみは午前中は学校で部活の指導、午後は諏訪響で定演の練習である。

お昼にウドとコゴミの山菜ラーメン。山菜だと母もけっこう食べる。

午後から外仕事。まず、勝手口のベランダを占拠している自転車の置き場を変える。

樽を片付けたアトリエ下のスペースである。5度近い傾斜がある。微風で倒れるそうだ。スタンドを買おうかとも思ったが、おそらくスタンドごと倒れるだろう。
どうしよう。

薪置き場からいちばん太くて大きい丸太を5分かけて転がしてきた。ジャイアントのフレームに添えれば無敵。2台まとめて倒れてきてもびくともしないだろう。

ひと月ほど前になおみが駆除したイバラの枝がほぼ乾燥していたので、焼却炉で焼いた。虫に食われて使えそうにない薪や樽、そして尚も残る子どもたちの個人情報満載の書類なども火にくべる。なんだか塾を経営していたのはもう遠い昔のように思える。

昨日、一輪残らず花を摘んだはずのタンポポがたった1日でこのありさま。

だが、今日はかねてからの予定通り、家屋に近いところに侵入してきたシナノギシギシの駆除を優先する。

恐ろしい繁殖力である。なお、シナノギシギシは母が教えてくれた名で、実際には存在しないようだ。ギシギシはある。その別名がシネノらしい。どうやら、シネノとギシギシがくっついてシナノギシギシになったようだ。母はカマドウマのこともカマドーマと呼ぶ。ともにより凶悪なイメージになっている。

ギシギシは全滅させた。

つい近くのタンポポに目が行った。

深い石の下に伸ばした根を起こそうとしたら鍬が折れた。タンポポの逆襲である。さすがに心穏やかではない。明日は除草剤をお見舞いしてやる!!戦というのはこうしてエスカレートするのだろう。

夕方、帰宅するなおみと待ち合わせて、かっぱ寿司に行った。予約管理から席の案内、注文まで電子化されているが、店員が細やかにテーブルを回ってフォローするのがは好ましい。しかし、いよいよ寿司を握る職人とは顔を合わせないシステムになった。別に語る立場にはない。
4月29日/ブルーベリーと庭のテーブル

なおみの休日は実に二週間ぶりである。母はデイサービスに行ったので久しぶりに二人で過ごす休みとなった。

ブルーベリー園に蔓延る蔦とヤマブキ、そしてひげ根をごっそり蓄える萱類を駆除する。ブルーベリーの根も傷つけるので諸刃の剣でもある。

予告通り、タンポポに除草剤をお見舞いする。根まで枯らしたらここは砕石を敷いてしまおう。
だが、ベランダの階段や水道回りには間もなくレースフラワーやマーガレットが顔を出すので除草剤が撒けない。

ベランダの下を片付けるため、テーブルとパラソルを出した。

せっかくだから外でお昼にしよう。

ウドとワラビとコゴミの天才山菜ぶっかけ蕎麦。

網戸に芸術的擬態の虫を見つけた。針葉樹の枯れ葉にしか見えない。あまりにあっぱれで殺すに忍びず見逃した。人為淘汰で生き残ったことになる。

村の振興商品券がある。

村まで下りていつものケーキ屋で振興券を使う。

村で唯一のケーキ専門店。ナイショだがすこぶるおいしい。茅野や諏訪まで下りてもここまでの味の店は今のところ見つからない。

ようやくチェロになおみのバイオリンを合わせた練習ができた。音を勘違いしていた部分が見つかった。また練習し直しである。

天才山菜パスタ。香りを損なわぬようパスタは浅い味付けにしてある。ゆで汁と納豆を合わせたソースが塩味を補う。山菜は種類や部位に合わせて火の通し方を5段階に分けた。

トマトシチューと塩尻ワインの晩餐。

マウスの反応が悪くなったので、有線でただの石鹸型をした安物のマウスを買ったところ、暫くして小指がひきつって痺れるようになった。こういうものの安物買いはいけない。急遽、ゲーマーが使うような大きくて手のひらにフィットする形のマウスを買おうとして、こんな縦型のマウスを見つけた。とりあえず小指をリハビリして痺れが取れるまでこれを使うことにした。

モルダウの楽譜でなおみに指摘された部分を修正。

新しい曲は先生が楽譜に手書きで編曲したものを写真に撮って送ってもらっている。これをイラストレータで自分専用の楽譜に書きながら階名やリズムを譜読みする。イラストレータ作業なのでとても時間がかかる。
4月30日/ジグザグ本返し縫い
金曜に道の駅で縫った分は全部ほどくことになった。残った糸が短すぎて針にクルクルっとかけて玉結びを作ることができなかったからだ。たぶん、なにがしかの解決方法はあると思われるがほどいて縫い直した方が早い。

裏側からだけ見て本返ししていたら、表の目がジグザグになっていた。裏から縫い始めても表を見ていないとけないとわかった。

2本取り糸の本返し縫いを二列!

じゃーん。

昼はウドの焼きそば。

夕方、ベランダ下のブルーシートを外してみる。

虫も雑草もない。

もちろん、入れないので、隙間からシャベルを伸ばして砕石を置いていく。こりゃ重労働。ネコ三杯で日が暮れた。

昨日のスープをアレンジして、天才コシアブラカレー。なおみの帰宅は8時過ぎ。