中央線/総武線


聖橋

November 6th/2020


神田川が外堀を兼ねて整備されたのは江戸時代初期,将軍秀忠の頃。駿河台の掘割工事中に寺の境内から湧き出した泉を将軍御用達の茶の湯にしたことから御茶ノ水と呼ばれるようになった。この夜,ジャイアントを降ろした聖橋の北詰はその寺のあった付近である。


神田川に架かる聖橋は関東大震災後の1927年の竣工。橋上から掘割を横切る地下鉄丸ノ内線が見下ろせる。中央線は南(画面右奥)にカーブして東京駅に向かう。並行してきた総武線はここで分かれてまっすぐ東に進む。この橋から三本の電車を同時に見ることは珍しくない。


やや長駆となる帰り道,静かな静かな東京ドーム前を通過した。このとき23時きっかり。例年なら酔客であふれている時間だ。


神田川

November 12th,26th/2020


外堀の中を走る電車を撮ろうと一眼を担いでチャレンジ。この夜は早稲田通りの牛込橋からスタート。



外堀通りの歩道を走りながら開けたところを見つけては通過する電車を待つ。狙い目は東へ向かう総武線。一番手前の線路なので反映が美しい。



市ヶ谷駅はまるで水の上に浮かんでいるように見える。



四谷見附橋。皇居方面からの帰り道に甲州街道を使うことが多いので夜チャリ活の要衝となっている。せっかく一眼レフを持って来たので四ツ谷駅を発つ中央線を待って写した。



カメラをしまおうとしているところに高速で特急列車が通過した。あわてて撮影したが設定が間に合わなかった。22時45分東京駅発のかいじ59号と思われる。