52/イタドリ


May 1st/2022


走り出しは北の丸公園の駐車場から。



武道館の人垣は「すとぷり」。ストリップではない。男5人組のアイドルグループだという。すとろべりーぷりんすの略とかでメンバーにもころんとかさとみとかるぅととか平仮名の名前の人が多い。顔をさらすのはこわいのでライブ以外ではアニメ絵の顔しか出さない。子どもではない。25才前後の大人たちである。理解不可能だが武道館でコンサートするほどの人気を博している。



先週の出勤時には輝くようだったユリノキ並木の新緑の美しさにもかげりがある。



卯の花。今年は4日が節分,5日が立夏。旧暦では卯月節(四月節)と言う。背景の青は空ではない。桜田濠の水面である。



どこで撮ったかというとこんなところである。



桜田門の丸く刈りこまれた植木。これがまさかにウツギだとは咲かなければわからない。


皇居前広場から沖縄県アンテナショップ「わした」に行く。毎春,宮古島の物産を買ってタローを偲ぶのが恒例になっている。今年も首尾よく島らっきょうが手に入った。


なおみが会計している間に何気なく隣の高知県に入ってイタドリを発見した。四万十川が舞台の小説で読んで以来,一度食べてみたいと思っていた山菜である。沖縄の会計を済ませてきたなおみを走らせると,リュックに入るように切ってもらって買ってきた。島らっきょうとイタドリが同時に簡単に手に入るところがさすが銀座である。



母が留守番しているので昼には帰らねばならない。



大手門を過ぎると北の丸までは急な上り坂となる。



家に戻り手分けして蕎麦の昼食を調えた。



ドレミがイタドリの穂先を天ぷらにした。酸味があってルバーブに似ている。