Apr. 1st, 2019
4.ソールズベリー村

そのときは助手席のドレミがちょうど夕日を撮ろうとボクの5Dを手にしていた。
「あれ,何かしら…ほら,あそこ。」
「わわ!(シャッター)切れ切れ切れ!」
レンズは広角17-40だったがとにかくシャッターを切らせた。夕日に浮かぶシルエット,ドレミが見つけたのはなんと世界遺産のストーンヘンジだった。

幹線道路を外れて夕焼けに見とれた。ここはロンドンから南西に約120km。ソールズベリーという村の外れである。


集落に入るとその家並の美しさに思わず車を停めた。

庭にも街路にもほの白く桜が満開だった。

暗くなる前に予約している宿を探そう。初日の宿だけは出かける前に東京から予約しておく。空港の入国審査の際,滞在先欄に記入できるからだ。着いてすぐに電子機器が使えない場合も想定している。個人旅行に慣れるうちにいろいろ知恵がつく。

宿が見当たらずアプリの地図を見るドレミとナビの意見が割れたので雑貨屋聞きに寄った。すると店主の見解も違う。こういう場合はドレミの勘に頼るのがいちばん。

ほら,宿は彼女の案内する通り川の流れる街道沿いにあった。その名もホテルスワン,ウェブサイトには川に白鳥が浮かぶ写真も載っていた。

オシャレな外観とはうらはらに部屋の床は若干傾いて軋んだ。値段から言ってこんなもんである。

荷をほどいてから急いで宿自慢の川沿いに行ってみた。白鳥は見当たらなかったが暮れ残った夕日がキレイだった。英国初日の印象はまずまずである。

宿のレストラン。食事はテーブルで注文するが飲み物はカウンターまで出向いて行く。これが英国スタイルなのかどうか。


エールビールはあまり冷やさないので,ボクはもっぱらキンと冷えたギネス,義母はシードル(リンゴのワイン)を旅の間愛飲することになる。

メニューに「ストーンヘンジ定食2人前」というのを発見して注文した。それが↑これ。絶品。串揚げはラムのミンチ,地面に見立てたピザとパンでできた石。サラダ,コールスロー,ビーフシチュー,そして左上の瓶の中身は甘酸っぱいビーツの漬物にたっぷりのレバーペースト,うまうま。

むつみ母の注文したサンドイッチも美味しい。

お値段もファミレス程度。
ネット上にイギリスの食べ物は高くてまずいという評判が喧しいがそういう情報は全く100%あてにならない。