OUR DAYS 2018年2018/4/29

金曜日頃からまたとても気持ちが悪くて予感はあった。土曜日の午後にはまた胃がむかむかし始めた。夕飯はコンビニのサンドイッチだけにしておいた。それでも帰宅後に「あしたは休みだから」となおみがジンのソーダ割りを作ってくれてオイル漬けのオリーブを三粒。

1時頃寝て2時過ぎのことだった。お腹に激痛を覚えて目が覚めた。トイレに行ったが軽く下している程度なのに痛みがますますひどくなる。はっと気づくと痛みのために一度気絶していた。なおみを呼んで暫くキッチンの床にうずくまっていたが,波のように意識が薄れるので「これはもうまずい」と救急車に電話させた。搬送されるときは体温が35度ちょっとしかなくて,なおみによれば顔は真っ青,唇も紫色だったそうだ。

三宿にある病院の救急にかかった。 この夜ボクの後に2人搬送されてきたがいずれも腹痛だったのであるいは都内で胃腸がそこそこ専門の当直医だったのかもしれない。 

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朝までうんうんと苦しんだ。レントゲンと血液検査の結果はいずれも異常なし。ドクターの指示で点滴に鎮痛剤が入れられて嘔吐したがやがて痛みがひいた。病院を出ると休日なのにタクシーよりも早く渋谷行のバスが来たので,バスを乗り継いで帰るほどには回復した。

金曜からの経緯を考えるとまたウイルス性の胃腸炎だったのかもしれない。いずれにしても耐性なり免疫力なりが異常に低い。半月前の胃腸炎にしても以前なら数時間で回復していたはずだ。タイヘンな連休初日になった。食欲もなく一日寝ていた。なおみはずっと付き添っていて一睡もしていない。

「あたしまだ一晩くらい寝なくても大丈夫だわ」

と今年の合宿に闘志を燃やしていた。そのまま朝からこの日予定していた押し入れや庭の片づけをこなして夕方には棒のようにばったり倒れて寝た。連休2日目月曜の昼になってようやく食欲も出て回復した。この軟弱さには困ったものだ。

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