OUR DAYS 2018年2018/5/5

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 Uターンラッシュの逆をついて原村に向かった。体調はそこそこ。良くはないが寝込むほどでもない。しらべ荘に戻って以来,母も体調がすぐれない。お互いに顔を見ないと安心できない。

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 八ヶ岳はいまだ初春の候である。桜は散ったが朝夕は0度近くまで下がることもあるらしい。ボクたちが行くとなると張り切ってあれこれごちそうを作る母が何もせずにぼぉーっとベランダで待っていた。よほど体調が悪いと思われる。が,さりとて4月の初めに比べれば顔色もいい。表情もつややかで声にも張りがある。客観的に見てボクよりは少しマシである。ここでもなおみは元気に母の日勤労奉仕を始めた。はびこるセイヨウタンポポの駆除である。草刈り機を使っても数日で元の木阿弥なので一株ずつクワでおこして捨てるしかない。

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 母は手伝う力はないがそれでも午前中はそばにしゃがんでなおみとおしゃべりをしていた。午後にはその母もへばってベランダに戻り,ボクに至っては気分が悪くなって車で1時間あまりも仮眠した。その間もなおみはコツコツと一人でタンポポを掘り続けた。

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 マロンはよぼよぼと足取りが危なっかしいが東京にいるときよりは健康そうである。目や耳が不自由になっていても相変わらず賢い。

旅行先から帰った足で来てくれた大工さんと母が物干しに下りてゆくためのテラスや手すりの工事を打ち合わせた。土台があるので費用はさほどかからないようで助かった。夕飯は母が使えないでいる冷凍庫や冷蔵庫の中のものを使って久々にボクが料理した。みんな喜んだ。

翌7日   

月曜日が定休のボクたち。流れに逆行して6日に原村に来られた秘訣は連休が人より一日長かったことによる。天気は雨模様,体調は変わらずだったが予定通り朝出発して小牧経由名古屋に住む知人を訪ねて帰ることにした。もう3年近くも会いに行きますと言ったまま,網膜に尿管に脊柱管にと次々と病気に襲われて約束を果たせないでいた。同じような友人知人は枚挙にいとまない。現状の体調はその頃よりもさらに悪くなっているがこのままでは埒があかないのでだましだましでも人と会う約束を作り始めている。

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お昼をごちそうになり楽しくおしゃべりして,それではと東京に向かう頃,雨が警報レベルの激しさになった。運転している分には多少体調が悪くてもボクは平気である。ときどき背骨が痛む程度で土砂降りの中だけはボクが運転してあとはいつものように交代できたので400kmも苦にはならない。夏の計画のためのシミュレーションも兼ねている。せっかく東名で家に向かっているので,もう一度町田に寄ってから帰ったので夜遅くなった。

体調不良のまま連休に予定していたことはほぼこなした。ひとえになおみのがんばりによる。

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