OUR DAYS 2018年2018/8/5

マイン川沿いの民宿より第一報

ハチワレ

一人で朝焼けを撮りに出ると、どこからともなくハチワレのネコがやってきてさかんに足に体をすり寄せてくる。ネコにもモテるのかと思いきや、壁にも首を擦りつけていた。痒いだけなのか。後ろの斜面は葡萄畑。

なおみは片付け。

朝食

ドイツパンとバターにチーズ、ハム、コーヒー。たまらんたまらん。他に3組も泊まり客がいた。ボクらも相当静かだが彼らはもっと静かだった。

ヴュルツブルク

カフェモーツァルト。

なおみはワーグナーの暮らした家、ボクはシーボルトの生まれ故郷を訪ねて来た街。ボクは50Mに一度座らないと歩けない。スーパーでフランケンワインとミネラルウォーターをゲット。カフェでピザが焼けるのを待つ間になおみはワイナリーに走って行った。

ワーグナーと

シーボルト

困ったときの

ヘイ!イビス。

暑さにへこたれて今日はエアコン完備のホテルです。イビスはいわゆる日本のビジネスホテルチェーン。安くてセイフティだがそればかりではつまらないのでふだんはガストホフや個人経営のホテルを選ぶ。

洗濯

なおみが今日も裸で洗濯してます。ボクは絞りとタオルドライとハンガー干しの係です。

ニュルンベルク

夕焼けを橋の上で待っている時(なおみショッピング中)、あまりの腰の痛みに耐えかね、しゃがんでストレッチすろ姿を心配して二組の若いカップルが声をかけて来た。ボクの機材や撮影の様子に興味を持って30分ほども横に立っていた若者は、なおみと合流するのを見て一度はどこかへ去ったが暫くして戻って来た。どうしても興味に抗えなかったらしく、興奮しながらボクのことを尋ね、それから町の史跡を自慢した。こんな素朴な人たちの町がかつてナチスに熱狂した。大戦末期にはナチスの本拠として連合軍の総攻撃に遭い、町の90%が破壊された。古城や城壁は全て修復されたものらしい。

前回ライン地方を巡ったときも今回のフランケン地方でもついぞレストランのメニューにソーセージを見たことがなかった。ニュルンベルクはこのソーセージが名物なので専門店を探し当てた。例によってなおみが「ここの地ビールはどれか」とやったらウエイトレスが全部だと答えた。したたか酔った。帰り道に飾り窓の地域に迷い込んでしまった。窓やテラスに裸の女性が客の気を引いている中を歩いた。

ドナウ川沿いへ

時間も費用も節約のためになおみが買ってきた朝食。うまい。

レーゲンスブルク

パッサウの夜

オーストリア

せっかく駅前のリッチホテル(もちろん当日予約のスペシャルディスカウント)に泊まったので朝、パッサウ駅で撮り鉄。きょうはなおみが撮ったシュウ画像特集です。

ドナウ川とイン川の合流点。ホテルを出る際になおみが大ポカした。

国境を越えるとき高速道路使用料金9ユーロを払ってステッカーを購入する。リンツから南下すると突然山岳風景になる。有料トンネル、3ユーロ。ー、9ユーロ。

グラーツ トラム撮り

民宿のレストランでグラーツの地ビールと料理。

夢の途中

読めないメニューと片言英語のウエイターに悪戦苦闘の末にようやく注文を終えてビールを待つ。1日の緊張状態から解放される。こんな旅は好きかと改めて問うてみる。大好きよと妻は答える。でも…もしお金持ちのサラリーマンと結婚していたら、きっと旗の後ろについて名所を巡るツアーの旅も楽しんでいたと思う。そう言って笑う。もっともだ。この旅はオレのキャラクターだよなと苦笑を返す。ただなおみが相棒として打てば響くような働きをしなければとても遂行困難な旅であることも確かだ。目を見張るような大きなグラスにビールが運ばれてきた。乾杯して二人同時に喉を鳴らす。明日はどっちに行こうか。それを考える前に目の前に置かれた巨大なサラダをどうやっつけるかが二人の課題となった。

会話のニュアンスを忘れぬようグラーツの民宿にて朝記す。今日は一日雨のはずが妙に清々しい外の気配。

雨の移動日

さあ、ここがどんな場所かおわかりになる方はいらっしゃいますか? ヒントはこの歌(一部改変)です。

How do you find a word that means Naomi?

A flibbertijibbet! A will-o'-the wisp! A clown♪


ザルツブルクにいます

昨日からサウンド オブ ミュージックのロケ地やモーツァルトゆかりの場所を訪ねています。

今夜は正装してウィーンフィル団員のコンサートに行きます。新宿のイシちゃんがイメージキャラクターしているキングサイズ洋服店でこの日のために新調して持って来ています(笑)

昨夜の夜景撮り

ホテルの前の道

ノンベルク修道院

コンサート

弦楽六重奏のチャイコフスキーとドヴォルザーク。美しい装飾のホールに純正調が飽和するようでした。

演奏が始まったとき、ボクは四方八方のスピーカーから音が出たのかと思ったほどです。

オープニングロケ地

The hills are alive with the sound of music♪

ドイツ側国境の村、ボクたちコンビを以ってしても探し当てるのに結構苦労しました。

ロマンチック街道

ロマンチック街道沿いにあるよく名前がわからない小さな町の古色蒼然たるホテルの朝6時。街中の鐘が一斉に連打されて目が覚めました。今日は寝坊しようと思っていたのに…。旅もあと少しで終わりです。安い部屋で窓からは駐車場しか見えません。

昨日は雨の予報だったのでミュンヘンに泊まって近代美術館や強制収容所を見学するつもりだったのが起きてみたら晴れていたので慌てて予定変更してこんなウルトラ観光地に行きました。

こちらはネルトリンゲン。隕石が落ちたあとの穴を丸ごと利用した町が空襲を免れて中世の姿を残しています。石の塔に登って撮りました。

泊まっている宿のテラスです。

ネルトリンゲンの近くの名前が難しい町です。

フランクフルトへ

さて今日は何をしようかとスタンドの駐車場で相談の結果、ナビやグーグルマップにも出てこない小城を探し当てる遊びをしながら古城街道を北上しました。大観光地のハイデルベルク城では登山電車の駅に隣接するパーキングにぴたりとアクセス。

運転もナビも慣れ、刺激も薄れて来ました。ちょうど潮時♪

この宿1万5千円が当日割引きで9989円だよ。どれどれ口コミよし!駐車場あり、ここにしましょ♪ポチッ…という軽いノリで決めた最終日の宿。

着いてみればレストランがツグミ横丁に面していて生バンド入ってるんですけど。おまけに飲んだくれて部屋の窓開けたら真下がツグミ横丁なんですけどσ^_^;

というわけでリアルタイム旅レポートおしまい、アクセスありがとう。明日は機上のなお☆シュウです。また後日写真と旅行記のツイートをお楽しみに。ただ今なおみはパッキングに余念なし。階下のレストランの歌とダンスはいつ果てるともなく続いています。ライン川沿いの宿よりお休みなさい。

空港

フランクフルト国際空港に着き、レンタカーも無事返却しました。あれこれトラブルを予想して来たので順調に来てしまうとフライトまで3時間もあります。

これからなおみはうまく使い切り数千円残しておいたユーロをチョコレートに両替えすべく出撃するそうです。

詳しい旅行記は

ドレミの歌~想い出に変わるまで

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