続いている。
仕事帰りの夜景撮影…かつては必ずタローと一緒のシーンだった。
タローを亡くしたあとの去年の春…,
吹っ切ろうとして無理に夜桜を撮り続けたら心が張り裂けてしまった。
東京の夜景を撮る気になったのはそれ以来である。
江戸の史跡は火災と震災と空襲と開発でほとんど跡形がない。
たいてい道路に碑や看板が立っているだけだ。
それをなおみを待たせている短時間でいかにドラマチックに撮るか…
考えたりレンズを工夫したりする時間に心が癒されていることに気づいた。
光跡を控えめに5枚の比較明合成
シャッターを8秒開けて,なおみにゆっくりと動作させた。
1.8秒ほどのシャッターで通行人や自転車を捉えて比較明合成。
車にいたなおみを呼び出して点景。
永代通りの光跡を望遠圧縮で背景に。
この辺の撮影術にも注目してご覧あれ。