動画のなおみの声は春の弟のモノマネなのです。
どうですか。似てますか(笑)
小彼岸桜
落葉松の葉が雨のように降る季節。
かつてはこの森をずっとどこまでも散歩した。今はその理由がない。
踵を返したときにふと後ろで愛犬が奥に誘う気配を感じた。
振り返ったけれど誰もいなかった。
もう庭は凍てついて何もすることはないと母が言う。
それでは引っ越しに備えてルーフキャリアを積むためのベースを設置することにした。
ブレイドのキャリアベースを使おうと思って車体との接合部の部品を注文したがなかなか手に入らない。
しかも小さな鉄板4枚で6,000円ほどだった。
新品を探してみるとバーを入れても16,000円。新品をつけることにした。
二人で説明書首っ引きで作業すれば小一時間で成功した。
お昼は「フツー」の母もなおみもナポリタンをリクエストする。
天才クッカーに失礼である。
それでも準備を始めるとケチャップがないことが判明。
天才，梅しそきのこパスタ。
冷蔵庫にあった梅干しとエリンギと辛味噌他
…天才である。準備と片付けはアシスタントのなおみである。
午後，なおみが横になると言って寝た。母が心配する。
「シュウ，なおみちゃんをちゃんと医者に見せた方がいいよ。」
なおみの体調不良は誰の目にも明らかである。
「ムリだな。治らない。」
「そんなこと言ってて手遅れになったらどうするの」
「医者ではなおみは治せない。タローが生き返って戻らないと治らない。」
なおみが目覚めるともう夕暮れが近かった。
11月も下旬，日は短い。
JAに行く前も後も撮影に付き合わせたが夕焼けのゆの字もなかった。
ロースポークソテーに茄子と柿のソース
ブランドポークが半額セールだった。
JAで母があさりを手に取って
「ねえ，シュウ，あさりの味噌汁してもいい？」
知らない人に聞いた。
「あ！どうぞどうぞ」
と彼は答えたそうだ。
冷蔵庫の鮭はなおみが得意のムニエルにした。
「ふたご座流星群を撮りに行くのに付き合いたい人ー♪」
「何個くらい出るの？」
「ピーク時で一時間に5個！」
「行かなーい」
「あたしもー」
夜明け前に一人でまるやち湖に星を撮りに行った。
昔はこんなとき流れ星が何個であろうと尻尾をぶんぶん降りながらついてきた相棒がいた。
薄く霧がかかって星はあまり見えなかった。
朝焼けもしなかった。
エコーラインから北アルプス
南アルプス
蓼科の製麺所に新そばの乾麺を買いに行った。
それからオートバルにライフのスタッドレスタイヤ交換を頼んでおっこと亭に行った。
ヨドバシの駐車場の紅葉。
なおみが元気になるにはこんなタロー後の日々を積み重ねるしかない。
なおみ撮影分
