南アルプスと黄金色の田んぼ。
原村は早くも秋たけなわの趣である。
蕎麦の花と蓼科山
なんのことはない1枚目から振り向いただけの景色だ。
原村の景色の美しさを改めて実感する。
今回の仕事はメインの窓ふき。
三か月連続,三島からOさん夫妻が高圧洗浄機とコンプレッサーを車に積んで応援に来てくれた。
彼は機械工場を経営している。
もちろんコロナ禍で得意先が設備投資を控えているので受注する仕事が極端に減っているが,
あっさり巨額のつなぎ融資を受けて従業員たちの雇用を維持した。
東海地方の機械工場の技術レベルは世界的に見てもずば抜けて高い。
たとえ中国の工場が1/10の値段を出したとしても彼の工場の製品は精度が1桁違う。
コロナが去れば世界中の工場が彼の作る機械を必要とするだろう。
だが経営者としての心身の苦労ははかり知れない。
彼がに木こりや草刈りに来たりするのはもちろん友情に基づいているがそれだけではない。
しらべ荘で過ごす一日がきっと心のリフレッシュに寄与していると思われる。
コロナ禍における信頼関係もある。互いにあきれるほどの感染対策を取っている。
4人で母と過ごしても感染リスクはほとんどない。
午前中で掃除は終わり,午後はこんなことをして過ごす。
真剣な表情
コップにガムテープを張ってカッターで模様を切り抜いている。
コップもテープもカッターも彼が持ってきてくれた。
そしてこの機械。
部品の表面に砂やガラスの粉を吹き付けて研磨する。
「やらせてー♪」
さてさてどんなものができたかと言うと…
さらに別の機械でコップの底に穴を開けて鎖を通し,先月伐った栗の木の小枝を吊るす。
タロー風鈴の完成である。
さて日も暮れてお気に入りのコロナとハイネケンをㇷ゚シュー♪
注ぐグラスはタローコップ。