年々ひどくなる夏の猛暑から一転,彼岸を過ぎて急に涼しくなった。
心配していた秋台風も今年の関東甲信越に関してはどうやらお休みのようだ。
東京では変わらずコロナ禍が日常である。
腰も目も気になりながら通院をためらっている。
体調を崩すことが少なくなった。原因はおそらく手洗いとマスクだろう。
新型コロナウイルス以外のウイルスも体内侵入は少ないようだ。
体調不良のほとんどはウイルスによって引き起こされることを改めて知った。
栗剥き器はボクの担当である。鬼皮外しのシュウである。
横に並んで包丁で渋皮を剥くなおみの喉がときどきごくりと鳴る。
朝食べてお弁当にもなった。
カレンダーはすべて手作りなので暦も国立天文台のHPのデータと照らしてチェックする。
水彩紙は一枚ずつしか装てんできないのでほぼつきっきりの作業になる。
油彩の道具を一時片付けてプリンターをデスクに置いた。
SNSで注文も頂き,がんばってたくさん作ったが
2箇所もミスが見つかって再送したために今年も大赤字となった。
典型的なサムライ商売だ。
一人暮らしになっている義母のところになかなか顔を出せないでいた。
18日の日曜出勤を早めに切り上げて職場から直接町田に行った。
義母の料理はおいしい。
定番メニューはなく,いつも新しいものにチャレンジする。
食後ボクは持ち込んだノートPCであれこれたまっている作業をする。
母子の会話に気を使わせないため。
何もない休日,なおみは庭木の手入れと洗濯にフル回転している。
ボクは日がな一日,カレンダーの印刷である。
友人から送られてきた原木の山クラゲが収穫どきとなった。
少々不気味(笑)
山クラゲと言えば中華丼だが豚小間しかない。
閃いた!
乾燥サクラエビを使ったらしびれるほどいい出汁が出た。
春に静岡の知人から「今年は桜エビが不漁で新物が手に入りません。」と送られたものだ。
新物でなくても遠州灘の桜エビは違う。
ネギは千葉の知人がカレンダーと物々交換で送ってくれた野菜の一つだ。
ピーマンは義母の庭で採れた。
中華丼ならぬいただきもの丼,めっぽう旨い!!
面談期間が終わって就業前に時間が取れるようになった。
だが3週間のブランクは絵描きにはきつい。
ウインザー&ニュートンのモーヴの発色が悪い。パレットから永久追放となった。
大阪ホルベインのオペラというピンクを代わりに入れた。
ホルベインのオペラとカドミウムグリーンペールの鮮やかさは世界一だと思う。
…が生のままでは強すぎて使えない。
職場でときどきランチクックが続いている。今日は焼きそば。
なおみの花壇は一進一退。
一時は枯れ枝の棒になってしまったタローのバラが復活してきた。
イタリアンパセリも元気である。
カリオストロパスタに収穫したパセリをのせた。
フォークソングバンド「いりたまご」の初めての合わせ練習があった。
なおみの担当はエレキベース。
初めてだが数日の練習で弾けるようになっている。
リードギターの親友I氏はこの冬に息子さんを亡くされた。
ボクたちが彼にできることは今のところ「イリタマゴ」だけである。
シーズン初おでん
これはビーツ。なおみが煮て酢漬けにした。
ツイキャスというのを初体験した。
知人のピアニストが声楽家のご主人と毎年開いている恒例のコンサートがオンラインとなったからだ。
これまでなかなか日程が合わなかったが今年はちょうど休みの日に当たった。
ちょっと苦労してタブレットとテレビの接続に成功。
オンラインのコンサートってイメージが沸かなかったが意外にもライブの緊張感があっていい感じだった。
なおみが風呂でとんかつを洗った。
タローを洗っているみたいだとつぶやきながら…。
タローを洗うのはボクで乾かすのがなおみの役目だったが,最後の半年はなおみがひとりで全部やった。
手術後のボクの腰の具合が悪かったからだ。