入試期間が終わると急に楽になるかというとさにあらず。繁忙期が過ぎるの待ってくれていた人が多数あり。どっとプライベートの予定が埋まる。
まずは矢切の師匠。
やってほしいこと,教えてほしいことが箇条書きにされていた。これはPC画面の明るさを調整しているところ。モニター専用ステーの強度を信じていないようで,両側の棚とモニター下部の隙間に文庫本などを挟んで安定を図ったらしい。その際に画面のオート調整スイッチを切ってしまったようだ。
箇条書きを大方クリアして最後の難関,ブログにYoutubeの動画を埋め込む作業に挑戦する。Youtubeへのリンクではお気に召さないらしい。手順を写真に撮ってスマホに送り,ご自分でも手帳にメモしていたがなかなかこの作業は手強いらしい。夜にも再び電話でずっと質問しながらどうにかこうにか一人で埋め込みに成功した。↓
一眼レフで写真を撮り,それをPCに移してフォトショップでリサイズし,ブログに上げるという一般的にはかなりハードルの高い作業はなんなくこなす。それら「10年以上前にマスターしたできること」の延長上に新たな作業を設定してあげる必要がある。それができるのはたぶんボクだけである。
だがボクが師匠のサポートをする理由はそれだけではない。いちばんの理由は彼にブログを書き続けてほしいからだ。「桃青窯696」は窯芸が中心のブログだが,それ以外のエッセイも抜群に面白い。政治や美術,音楽からスポーツまで幅広い分野に恐るべき洞察力を発揮し読み手をうならせる。そもそもIQが高い,テレビ番組の制作現場にいたので経験値もハンパない,しかも文章がこれまた心憎いほどうまい。まだまだ当分は師匠の話に学ぶことがある。