OUR DAYS 2021年2021/04/22

4月22日

訳あってループを預かることになった。

仕事が終わってからリコの家にループを迎えに行った。興奮マックスのループ。たぶん,先日の八ヶ岳行の楽しさの記憶がある。

リコと暫しのお別れ…当然だが分かっていない。

帰りの車中もはしゃぎっぱなし。これから三週間はウチの子である。

初めての家なのに我が家のように上がってくる。まったくものおじしない。

水,しゃばしゃばしゃば。家中探検。

寝るときはベッドにぽんと上がってくる。ボクたちのベッドはセミダブル。

とてもゴールデンが一緒に寝るのは無理だ。何度も登ってくるのをようやくベッド脇のハウスに追い落として電灯を消した。

…シャーーーーー

(;^_^A

まさかの腹いせ放尿!!

たっぷり!!深夜の大惨事。

結局,根負けして三人でベッドに寝た。む,無理だ。ほとんど寝られなかった。

4月23日

出勤の準備を始めると…

この位置を封鎖して置いて行かれまいとしている。

外くんくん。

割って入り。

行動はすべて同じである。

まったく違和感のない職場風景

授業中の位置が少々遠い他はなじんでいる。

小さい子たちも恐る恐るさわる。

笑顔

ツーショットセルフィー(二人で自撮り)希望者に囲まれる。

ただ如何せん,まだ1才。うれしくて興奮すると加減ができなくなる。

4月24日

目が覚めた時,目の前の風景。

リコはループと一緒に寝ていたらしい。2日目からハウスで寝かせるのはあきらめた。

どうしたってベッドに飛び乗ってくる。

3人川の字は無理なのでなおみは母の寝室を借りて寝ることにした。

10年ほど前にボクが大風邪を引き込んで,感染防止のために別室で寝て以来の夫婦別床となった。

ちょっとごみ捨てに行っただけでこの状態。

引っ張りっこ遊びは歯を立てるので危ない。ボク以外は不可能だ。

基本,ボクにべったり。

これは散歩が短くて不満を表しているいるところ。

そろそろママ(リコ)の不在に疑問を持ち始めている。

どこまでわがままを許すか微妙なところである。

ループのがぶり寄り

4月25日

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ごはん

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庭のお手伝い

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失礼

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3年半ぶりに家の前の遊歩道を歩いた。

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談合坂の芝生も大山公園も,そして遊歩道。

タローを亡くしてから行けなくなっていたそれらたくさんの場所にループのために行った。

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4月26日

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中町デビュー…もう行くことはないと思うけど(笑)

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存在が自然になって,ループ自身もここで暮らしていく覚悟ができたか(笑)

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車に乗ることをとても嫌がるようになって閉口している。

一度乗ったらもうはしゃいでいるので車酔いというわけでもない。

多分にメンタル(…犬の場合もメンタルと言うのだろうか)面のことと思われる。

はしゃぎすぎて危ないのでとうとうなおみが後部座席に座ることになった。

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洗車中。

4月28日

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雨の日の高架下

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3年ぶりの場所。遠のいていた場所の見えない壁を次々とループが破って行く。

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チェロの先生。彼女はタローに会ったことがない。

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夜,ベッドのボクの場所に当たり前のように寝ている。

ボクは母のベッドを借りて一人で寝ている。

4月29日

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窓の楽しさを覚えた。

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全開にすると手をかけて乗り出す。まさかと思うけど飛び降りたらタイヘンなので半分までしか開けられない。

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職場ではこの位置に陣取るようになった。

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ここである。

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中2の子たちがいちばんループをかわいがる。

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夜,土曜のチェロの動画撮りのためにカメラやレンズをカメラバッグに詰めて準備すると…

ちょっと待て。そんなことまでマネするな(笑)

4月30日

なおみの両腕,お尻があざだらけになっている。

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天使のループと悪魔のループ。

興奮すると自分を抑えられない。ジャンプして飛びつき,なおみの腕やお尻に噛みつく。

ボクにはしない。あきらかに人を見ている。なおみはタローのときと同じように威厳を持って接する努力をしている。

リードを引くときの力強さ,押さえつけるときの腕力,叱る声の野太さと迫力…ボクとの差はたぶんこの三つである。

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はしゃいでしまうときはまだ何とか抑えられる。

だが,たとえば大山公園や職場近くの河原から「帰ろう。」とするとそれが気に食わない。

抵抗して歯を立てる。もちろん本気で噛むわけではない。

だだをこねて甘えているのだがなおみの腕も腿ももう傷だらけである。

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タローも帰りたくないと抵抗することがあった。

首輪の位置を巧みにずらして足を突っ張るが,ひとことの「ノー」であっさりとあきらめた。

ループは違う。悪魔のように執拗に抵抗を続ける。

引きずられるようにして帰ってくると,けろりと天使のループに戻る。

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腰の具合が悪くて朝の散歩も職場の夕散歩もなおみに任せきりだったが,連休中は全部ボクも一緒に行くことにした。

しつけられないまでも暴力は腕力で抑えられる。

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