10日が渋谷区の高齢者ワクチン接種の受付日だった。
前夜から準備して,朝9時ジャストに予約サイトにアクセス。
途中,なおみの機転で2日目に狙いを変えたのが功を奏し,無事に予約完了。
連絡して弟が木曜に母を迎えに行ってくれた。
母が運んで来たうど。
ちょうど静岡の知人からおいしい郵便。
後で知ったことだが,これを送ってくださったときご母堂を亡くされた直後だった。
かわいがっていたネコたちをみななくされて数年前からはお母さまと二人暮らしだった。
悲しみはいかばかりだろう。
母には訃報を伏せておいた。
注射の前,メンタルの弱い母に話すと危ない。
緊急事態宣言が延長されて,都外への移動の自粛が要請されているが母の送迎は仕方ないところ。
久しぶりで車にキャリアを積んだ。
そして日曜日。ぐずぐずしていた体調もどうやら回復して集団接種会場へ。
午後に原村に向かったが,ちょうど梅雨入りとなった。
記録的な早さだ。
雨が小雨のうちになおみは猛然とタンポポを抜き,ボクは地下室の消毒に入った。
アッと言う間にこんなに取っていた。
山の暮らしではセイヨウタンポポほど始末の悪い雑草はない。
「腕,上がるよー。」
と,元気をアピールしていたが,翌月曜日には体がだるいと言って寝込んだ。
しらべ荘の周りは哀しいほどにウワミズザクラが満開だった。
森の奥にタローの姿が見えたので呼んだ。
ボクが呼べば一目散に来るはずなのに来ない。
ボケ
スイセン
せっちゃんがUSBメモリを届けに来てくれた。
彼女のホームページのデータが入っている。
ボクが新しいサーバーにアーカイヴしてさしあげる予定。
小やみのときを狙ってひとりで御射鹿池まで行ってみた。
新緑が雨に洗われているかと期待していたが考えることはみな一緒で,けっこう一眼持ちが来ていた。
母の体調もどうやら大丈夫そうなので早めに東京に向かった。
二回目のワクチンのあとはもう少し注意せねばなるまい。