29日はもともと日曜出勤の予定だったが,コロナ対応で逆に休みになった。
なおみの副反応もそこそこあるし休日になってよかったと思う。
ボクは潔く痴呆けたように何もしないで過ごした。
なおみは鎮痛剤を飲んで熱が下がると,治ったーと買い物や洗濯をする。
すると熱が出て寝込むことを3度も繰り返した。
夕飯は近所のカレー屋さんでルウを買ってきた。それに知人が漁ってきたこれ。
ホンビノス貝のワイン蒸しフリュッセル風。貝のワイン蒸しはどうしてもセロリじゃないといけない。
思いがけず連休となった2日目。ようやく夏休みに描きかけたF6号に向かう気力ができた。
水平線を下げてもっと雲を大きく描くべきだったかもしれないが,地面が少ないと北海道感に欠ける。
その代わり一本一本植えるように草を描く。
草を描くのに飽きたら襖の向こう側の部屋へ行ってベースの練習をする。
雨の日はここに楽譜ではなく正しく洗濯物が下がっている。寝室への戸も開いている。
さらに扇風機でなおみが仕事したりテレビ見たりしているキッチンへ風を送っている。
何しろ築42年,ルームクーラーが1台しかないからである。
絵が仕上がったところで明るいうちに風呂に入った。
ざくざく体を洗ってから,なおみはタイルを,ボクは筆を洗った。
スマホの写真ではなかなか伝わらないが初物の栗ご飯は絶品のうまさだった。
前日,鎮痛剤を飲みながらスーパーに行ったなおみが買ってきたそうだ。
ぜんぜん知らなかった。
皮を剥き砂糖水に漬けたあとに→あく抜きしたあと砂糖をまぶして(お詫びして訂正します)一晩冷凍するのがコツだそうだ。
栗ご飯で日本酒を飲る。たまらんたまらん。