歯医者さんから定期検査の案内が来て午前中に出かけた。虫歯なし。
歯科医院の帰り際,受付でキレイな看護婦さん(助手?)に
「奥さまにも案内状を出しておきました。」
と言われた。その口ぶりから少なくとも数年の間,ボクと彼女は知り合いらしい。
歯医者さんの温厚な人柄から見てスタッフがほとんど変わっていないことは想像に難くない。
どうもボクはキレイな女の人はみんな同じに見えて区別がついていないようだ。
遊歩道を帰ると風は秋の爽やかさだった。
金木犀が濃厚に香る。
今日は治療が始まってお昼はすぐに食べられないだろうと予測したなおみがおにぎりを結んでおいてくれた。
健康な歯で帰宅したボクはそれをほおばる。
「シュウのいいかげんな磨き方で虫歯がないなんて運がいいだけよ。」
と,なおみはむしろ不満げ。
遊歩道の曼殊沙華をなおみにも見せたくて出勤前に散歩した。
ウチのすぐ近くに小さな日本語学校があって外国人が通ってくる。
ビルの前の広場に新しく自動販売機が設置された。
めずらしい缶ジュースばかり売っている。
怪しげなものもある。