27日,13連勤の就業まであと3時間の夕方,珍しく30分ほど時間が空いたので隣の公園に散歩に出た。かつてタローが駆けた広場を黒ラブがフェッチしている。後半の仕事はとてもキツかった。コロナ感染から体力が立ち直っていないからなのか,それとも単に衰えたか。授業を抜けて強壮剤を飲む。その冷たいドリンクに胃腸が耐えられずにお腹をこわす。なおみは全身膏薬だらけで,やはり強壮剤に頼っていた。いやはや壮絶だった。この夏のスケジュールは30才のときに作ったままだ。夏休みに長期間出かけるため,前後に仕事が集中している。もはや現実的でない。
ヘロヘロで帰宅した。風呂の中でぼーっとしながら
「羊羹が食べたい。」
と,言った。極端に疲れると妙なものが食べたくなる。
連休初日,目覚めると雨だった。東京の気温が一気にクールダウンするような雨。なおみの姿がない。しばらくして自転車で帰ってきた。傘を差して雨の中を遠くの商店街まで行ったらしい。
買い物は羊羹だった。
雨の合間に散歩に出た。二人とも10分くらいしか歩けない。うずくまったり,ベンチに腰掛けて腰をストレッチすれば何とか続けて歩ける。散歩というよりリハビリである。
たまっていたビデオを見ながら久々に料理をしてワインを楽しんだ。