OUR DAYS 2023年2023/11/17-30

11月15日/道

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今日のウォーキングは文化園に見つけた新しい道を歩いた。

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すっかり冬枯れていたが所々に明るい日差しも横切っていた。行く手に道の終わりが見えそうでもある。来し方を省みることはやめて,ここからは一歩一歩を大切に歩こうと思う。やるべきことはたくさんある。たとえそれらが中途のままに道が尽きても悔いのないように。

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帰宅すると義母から大好物のピーカンパイが届いた。

今日はボクの63才の誕生日である。

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なおみもケーキを買って帰ってきた。

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一生懸命,指で63を表そうとしているがうまくいかない。

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晩餐も対好物のチキンのオーブン焼き

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うへえ,ホタテもグレープフルーツも高そうだ。張り込んでくれたみたい。

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あきなにもらったとっておきのワインを開けた。最近はアルコールにてんで弱い。20時過ぎにばったりと寝てしまって,誕生日は終わってしまった。

11月16日/ザラメのカフェ

数日前の午後に一人で長めのウォーキングをしていると,犬の鳴き声がしてザラメがジャンプしながらボクを呼んでいた。ザラメは0才のサモエドで,引っ越したばかりのボクらが朝のウォーキングをしていた頃に道で出会った。若いお父さんに連れら,二人の女の子を小学校に送りがてら散歩していたのだ。移住後にボクらが初めて声をかけて知り合った家族である。ボクたちのウォーキングは時間もコースも色々だったので夏の間はなかなか会えずにいた。

驚いたことにその小学生たちがなおみのお囃子のメンバーに入っていて練習日に再会した。下の子がなおみになついて膝に飛び乗っていたあの子だったのである。その後はなおみが働きだしたのでウォーキングもできなくなって子どもたちにも会えなくなっていた。

何だか不思議な縁である。ザラメが鳴いてボクを呼んだのはご夫婦で新しく開いた会員制キャンプサイトに併設のカフェの裏庭だった。お父さんが鳴き声に気づいて出てきたので挨拶した。若いのにやり手で,キャンプグッズやウエアのブランドを経営している。サイトはその顧客たち向けのキャンプ場らしい。村には似合わずあんまりオシャレなのでさっそくなおみに報告して翌日,子どもたちに会いに行った。

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カフェはボクも何度か練習場でお会いしたことのあるキレイなお母さんが切り盛りしているようだ。おしゃべりしたり,一緒にインスタントプーチンを作ったりした。

11月16日/12月の霞ヶ浦制作中動画

11月18日/雪

真夜中に目を覚ましても雪が積もっていることはすぐにわかる。外が明るいからだ。晴れた夜は部屋の中が漆黒の闇で10cm先も見えない。それが窓の雪でぼんやりと部屋中が見える。

なおみは相変わらず犬と同じくらい喜んで駆け回っている。休みの日でよかった。雪の朝に出勤するときのよいシミュレーションになった。

午後に晴れ間が出たので急いで薪を運んだ。作業を終えて家に入った途端,吹雪になった。

夕方にはまた晴れそうである。

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11月20日/雪の翌朝

ウチから18分の温泉旅館

週末に二度目のお泊り予定だったM奈が急病で来られなくなってしまった。

急遽,ウチから13km,車で20分弱の温泉旅館の平日特別割引プランを予約してでかけた。

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月曜が山梨県民の日で,なおみの仕事が休み。なかなかこんなチャンスはない。

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もちろんシーズンオフということもあろう。

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二週間前ならタイヘンな紅葉の中だったろうが,隣に住んでいるようなものなのでそれは家でたっぷり楽しんだ。

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部屋で母と家で見ていたお相撲の続きを見て過ごす。

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貸し切り露天風呂もプランに含まれている。

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手厚いサービスに豪華な食事に比して,申し訳ないほどの安さなのだ。はー,ごくらくごくらく。

11月21日/藁にょうと八ヶ岳

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今日は1Mほどの丸太二本をチェーンソーで三等分し,斧で半割にした。明日の筋肉痛が心配である。6本の太い薪は2~3時間分ほどの燃料になる。

…た,足りないじゃん。今は備蓄があるが,来年からは秋にかなりの薪割りが必要となる。

11月23日/イリタマゴ収録日

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昨日はイリタマゴの収録日だった。

楽器のセッティングはほとんどリーダーがひとりでする。ボクの役割は録画や録音機材の設置である。

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なおみが仕事から帰ってすぐに演奏を始めた。

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母には

「シャッター音がビデオに入っちゃうから演奏中は撮っちゃだめだよぉ~」

っと優しく言ってあるのだが,100枚くらい激写している(;^_^A身内だけに母の衰えをなかなか受け入れられずにいたボクもさすがに慣れてきた。

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易しい曲はかえって苦戦するものである。テイク9まで録って打上げはいつものお好み焼き屋さん。下戸のリーダーが運転してくれるので,こいつを存分にプハーっと飲ればゴクラクゴクラク。

ルージュの伝言

演奏終わった後の3人の様子が面白すぎてカットできませんでした。笑えます。

11月26日/銀塩時代

若い方は初めてご覧になるかもしない。これがネガフィルム。

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ボクがカメラに夢中になっていたのはこんな頃である。

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去年から専用のスキャナーで手許に残るネガを少しずつデジタルデータ化している。

 

これはしらべ荘を建てて3年目の正月に撮ったもの。四半世紀の時を超えて懐かしい瞬間が甦ってくる。

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信毎より切り抜き

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なおみはどこに写っているでしょうか↑

22日がイリタマゴの収録日,26日は諏訪響の定期演奏会,来月17日は岡谷のオケに賛助出演,ずっと練習練習の毎日です。今月から仕事も始めたのに体が大丈夫なのか少々心配です。

11月27日/ロケハン

水曜日(リリとリョーコの前撮り)の本番を前に,少々お年を召したモデルを連れて(笑)ロケハンに出かけました。開放で撮った写真は8割方ピンを外していました。目がついていかない。少し絞った方が無難かな。大社さまの紅葉ももってくれるといいけど。

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諏訪大社秋宮

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諏訪大社秋宮

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諏訪湖

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高島城跡

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 高島城跡

11月28日/キツツキ対策工事

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犬に噛まれたとき,その犬を管理する飼い主がいる場合は健康保険が効かないことが分かった。役場から記入すべき大量の必要書類が送られてきた。治療費の3割はすでに飼い主に負担してもらっている。残り7割分を代理で請求してくれるとのこと。現場の状況を地図付きでレポートする書類もある。その詳細に至ること消毒して傷絆創膏をもらった程度の治療でも容赦ない。

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役場の係りのお姉さんは被害者にはとてもやさしかった。若い女性の職員も多いのに村役場の正面には豊満な裸婦のブロンズ像がでーんと据えられている。アーティストのボクとしては裸婦も描くのでぜんぜんウェルカム(笑)なのだがそのうち撤去の憂き目に遭いそうである。

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帰り道。数日前に降った雪が粉砂糖のように山肌を飾っている。山が最も美しい季節だ。

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キツツキにやられた屋根の修理が始まった。

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…と言っても今日は足場が組まれただけ。大工の市川さんは多忙を極めているので,さあ次はいつ来てくれるだろうか。

11月29日/前撮り

かなりうるさいシュウの撮影風景>なおみを撮っているときよりはおとなしい(笑)

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