Apr, 2008

荒子城跡には利家が勧請した小さな社が建っている.


戦国の雄,前田利家は父前田利昌の四男として荒子城に生まれた(異説あり).


まつ(芳春院)は沖之島村(現在の名古屋市郊外七宝町)に生まれたが,早くに父を亡くしたため,4才のときに利昌の養女として荒子城に入り,美貌と才能を謳われた.富士権現社(荒子城跡)の小さな境内には,若き日の二人を偲ぶかのように縁の幟が立っていた.



荒子城跡から地面に犬千代ルートと書かれた道しるべのある道を歩くと荒子観音に至る.



室町末期の禅宗様式で重要文化財に指定されている多宝塔(荒子観音)


荒子城跡/名古屋市中川区荒子