てんさい,ビート…砂糖大根とも呼ぶ。中学の地理では定番の暗記項目である。根っこを見たいとドレミにせがまれたばぶるさんは,「お隣の畑で1本抜いてきましょう。」とバケツを持って歩き出した。ドレミとタローがついてゆく。
「叱られませんか?」
「なーに,あとで事情を話しておきます。」
見渡す限りのビート畑から1本失敬。
「ホント,大根だ。」
犬は食わん。
shuはチャレンジ。
柔らかな甘みが口に広がる。あまちゃづる茶の味を思い出した。
旅立ちのときが近づいた。が,心地よい庭を去りたくない者が若干2名。