Apr, 2014
ガニ湯
夕べの風呂上がり，ドレミが荷物整理してる間にタロー散歩してたら，こんな露天風呂があるのを見つけた．どうやらかなりの由緒があるらしい．
そこで道の駅に寝て，今朝入りに来た．さすがにこのロケーションなので，入浴客は遠くからやってくる好事家ばかり．
久住
ちょっと間違えて作っちゃったみたいな道の駅の巨大公園スペースは，平日など誰一人いない．ボクたちにはタイヘンありがたいタロースポットだ．
阿蘇
やまなみハイウエイを南下すると，春休みのこととて，平日の午前中にもかかわらず大観峰へ向かう道は渋滞していた．ボクたちは阿蘇五岳を一望できる牧草地の外れに車を停めた．渋滞する観光道路から数キロ離れただけなのに人っ子一人いない． 遠くでヒバリが鳴いている．タローとボール遊びしたりして，しばらくこの丘で過ごした．
そのあとも小さな湧き水の看板を見つけては下りて探検し，田んぼに水が入っているのを見てはまた停まりしながら春を楽しむものだからなかなか先へは進まない．
あ，トラ！オレのカメラバッグにヨダレこぼすなよな．ボクが持ってるとそうは見えないけど，高いんだぞ，それ．
名も知らぬ村
タローごはん
駐車待ちの車があふれていている阿蘇神社をパスし，小さな村にさしかかったところで，桜の古木がしなるほどたくさんの花をつけているのが目に入った．
そこは村の公民館で駐車場に車は一台もない．
花天井の下でタローに餌をやりながら，ふと植え込みを見ると「健康ウォーキングコース」という村人向けの真新しいイラストマップが立っていた．
「この村を今日の目的地ということにしよう．」
お弁当
ボクらはいったん国道のコンビニでお弁当やお菓子を調えてから公民館に戻り，春の花が満開のウォーキングコースを歩き出した．イラストマップをよく頭に入れ「いきいき健康コース」の途中から「村内歴史探訪コース」にスライドする計画だ．
休耕地にお邪魔してお弁当を食べている間に前の道を通った軽トラとトラクターが計四台，道端で畑の排水溝工事の相談をしていた村人三人，そして遠くの運動場でマレットゴルフの練習をしていた老人一人．
…これが一時間の健康ウォーキングコースでボクたちが出会った人の全てだった．
満開の桜も根子岳を臨む雄大な風景も二人…いや二人と一匹占め．
お土産
村に阿蘇高菜の工場があった．新漬けという語感に負けて大量購入;^_^A宅配便で帰宅後に着くように家に送った．こりゃ，お土産って言わないね（笑）
疲れた…
タローは飛ばし過ぎ．道の駅の駐車場とかで降りてもタテ乗りジャンプして，喜ぶし，もう，散歩中なんてはしゃいではしゃいでタイヘン．今回は長丁場だよってたしなめるんだけど，分かってるのか分かってないのか．
クマもん
この写真撮るの，けっこう恥ずかしい（笑）
寝言
盛んに何か言ってる．
宇土の夕日
日没直前，ぎりぎりセーフで三脚の列に加わる．
ここは宇土半島御輿来海岸，夕日に染まる三日月形の干潟で有名な撮影スポット．一度見たいと思いながら，通りかかる時間がいつも合わずにいた．この日も干潮時刻が夕日よりずいぶんと早いので，絶好日とは言い難いが，如何せん遠方である．この機会を逃すと，またいつになるかわからないので，阿蘇から激走して，何とか夕日に間に合わせた．
三脚を並べて日没を待つ人たちも，みな遠方からの好事家ばかり．富山から来た隣の方など，4泊5日逗留して毎夕通うそうで，この日2日目だとか．
京都から一人で来たという女子大生には自称地元カメラマンが覆いかぶさるようにぴったりとコーチについている（笑）
日没と干潮が重なる条件の日ならば，昼過ぎに来て場所取りするそうだ． ここまで有名，定番になってしまっては撮っても作品にはならぬ．が，このマニアックな雰囲気は楽しい．一種のレジャーである． レジャーと言っても，もちろん，自称カメラマンとか富山から桁外れの機材を持ち込んでいるおじさんなんかに負ける気はさらさらない．
やがて息を呑む光のドラマが始まる．
え？今夜も宿無しだろうって？
むふふふ，ぶー！！外れー．この日はウルトラリッチにも「犬もいっしょに泊まれる割烹民宿スーパーおさかな盛り盛りプラン」を予約してある！！！民宿でウルトラリッチというところにボクらの経済状態が覗える（笑）前夜，ドレミがはりきって予約していた．
お刺身
おこしき海岸を6時40分に出て，まるで暴走族;^_^A
7時45分に本渡のラブホテルにチェックイン
なーんて（笑）
ここが犬1000円でオッケーの割烹民宿♪
客室は元ラブホ;^_^A
でもお刺身は
じやーん！！
唯一，出発前に決まってた行き先（笑）山陽道を走行中に予約した．ドレミがとっても楽しみにしてた．生魚がそれほど好きでないボクにはブタに真珠だけど（笑）
でも，犬オッケーはありがたいね．只今，これを書いているベッドの足元にタローが寝てる．天国！！
