OUR DAYS2007年2007/11/9

昨日の出勤途中、

「あっ!ひとつ振り込みするの忘れた。」

と、なおみ。午前中、自転車で一生懸命銀行まわりしてきたのに、それはかわいそうだ。今日はちょうど新宿通りだから、やたらに銀行がある。

「ここに停まって待ってるから、行っといで。」
「ありがとう、すぐだから。」

タローと車で待つのには慣れている。
暫くしてなおみが戻って来た。

「アイバロの振り込み、今回は銀行からにしてみたんだ。」
「ふーん。」
「ネットバンキングに銀行から振り込むのって面白かったー。あのね、振込先がみんな星座になって…」
「ああ!?何だって?」

若干、怒気がこもった。タローのえさや生活用品は、いつもインターネットで注文している。

「…」
「ネットバンキングにわざわざ、銀行から振り込む奴があるか!!」
「はーい。でもそんなに怒ることないと思うけど…。」
「怒ってない!忙しいときに、今日の洗濯は、ちょっと洗濯板使ってみたの。って、言われたぐらい驚いただけだよ!」
「…」

やばい。あまりにくだらないことで、待たされたのできつく言い過ぎた。

「今日は新宿まで早駕籠で行こうかなー…みたいな?」
「…」

ご機嫌をとり始め、すでに立場は逆転している。

「ちょっと、D介にあした補習って、電報打っといて。なーんちゃって。」
「…くく。ふふ」
「ま、今はやりのスローライフっていう感じだな。」
「あはは。なーに、それ。」

月に一度くらいある「3分間けんか」のお話。おまけに、英語の授業で、中3の子たちに言いつけたらしく、ボクが教室に行くと、タローといっしょに家出すべし!という結論になっていて、子どもたちに寄ってたかって反省を迫られた。

ところで、注文はネットでしていたので、早くも今日、アイバロからシャンプーが届いた。一緒に注文した「お楽しみ200円おもちゃ」は、くわえるとキュウキュウなるおサルさん。なおみからそれをもらったタローは夢中でキュウキュウ。これまた3分後にはホイッスル部分を噛み砕いて壊してしまった。

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