OUR DAYS2007年2007/11/20

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大旅行が近づきました。マイクロバスを運転して、両親やなおみのお母さん、親戚、母の友だちなど、大勢連れて行く大ツアー、タローは留守番です。

近所のペットホテルを予約してあったのですが、お隣のタエちゃん一家が預かってくれることになりました。数年前に越してきたお隣とは、さほど親しくなかったのですが、タローが来てから、二人の小さな女の子が遊びにくるようになって急接近。とくに明るい沖縄系美人の奥さんTちゃんとはなおみが同い年だったことから、話も合って、大親友になりました。

連休にちょうどお出かけの予定がなかったそうで、子どもたちもTちゃんもタローの預かりに大乗り気。慎重だったご主人を説得してしまいました。日曜の夜、タローグッズを託しに行くと、タローお泊まり中のタイムテーブルができていました。金曜はラブを二頭飼いしているお友だちの家にお呼ばれ、土曜は近所の公園など散歩、日曜は長躯、代々木公園まで歩いて連れて行ってもらうことになっています。111903

フローリングの床で滑らないように足の毛を切ってます。

なおみが作った「タローお泊まりマニュアル」を使って、散歩や排泄、食事、コマンドなどの注意事項を説明していると、女の子たちも眠い目をこすりながら、真剣に聞いています。ご主人も後ろで聞き耳をたてています。気合い入りまくり。Tちゃんの質問がびしびしと飛んで、余白や別紙にメモが記入されていきました。
「ヒール→そばについて歩かせたいとき。鋭く1回で…。」
…みたいな感じのメモです。実はTちゃんは保育士で、子どもを預かるときの父母面談などで、こんな聞き取りはプロなのです。なおみやボクの携帯番号、タローの病院の電話番号、診察ナンバー、グッズの使用方法、薬の種類、コマンド、などが、一見雑然としていながら、合理的な配置でびしばしと記入され、あっというまにカルテのようなファイルが完成しました。

人間の赤ちゃんを託児所に預けるより完璧な準備態勢です。111904

爪はお隣の床を傷つけないように。

昨夏、ホテルに預けたときは、体調を崩し、3キロもやせてしまったタロー、今回は
「家に帰りたくない」
と言い出すかもしれません。


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