5月5日は子どもの日。
シュウもなおみも兜の折り方をすっかり忘れていて、ぐぐってしまいました。ウチの子どもの日はタローデーです。タローの喜ぶところに行こうよ。
…と、言うわけで、親ばか夫婦、小田原まで甘夏狩りに行ってきました。
甘夏畑に到着~♪タローはもう走るというより連続ジャンプしてはしゃいでます。ここは小田原に住むネッ友、クマさんのお友だちの畑です。以前から誘われていたのですが、連休中なので迷っていたところ(湘南、伊豆方面から東京への行楽渋滞はホントすごいんですよぉ)、クマさんからのメールに「タローもOKですよー♪」の殺し文句!即、「行きます!!」と、返信して、行楽渋滞、Uターンラッシュも何するものぞと、出掛けて来たわけです。
なってるなってる。
実は小田原はかまぼこや干物だけでなく、みかんも美味しいんです。
「いくら取ってもいいよー」
…クマさんの声。この日不在だった畑の持ち主は出荷をしてません。クマさんたち知り合いや友だちをこうして楽しませるために、手入れをしているそうです。なんていい人なんだ。
小屋の前ではクマさんが飯ごうで筍ごはんを炊いてます。
うーん。労働の合間のごはん、まことに美味しいぞよ。
なーんて、主に収穫してるのはなおみとクマさんの息子、小6のタカ。若干体調のすぐれなかったシュウの仕事は主に木選びです。
同じ斜面にあっても木によって果実の味や水分が違います。まずは一つかじって味見をしてから収穫する木を選びます。重要な仕事でしょ?
「よっしゃぁ!!この木行くぞー!!それえ!!」
掛け声だけはいちばん大きい。
収穫したみかんは大きな袋に入れて、車に積みます。
推定重量40kg。
「おっと、これは危ないから、女、子どもは下がっていなさい。」
「…どぅっりゃああああああ!!!ずええええい!!ほわぁあああああ!!!」
「どぅっりゃああああああ!!!ずええええい!!ほわぁあああああ!!!」
イロ男、カネとチカラはなかりけり。
100kgを軽く超える収穫。自分で積んだような顔をしていますが、クマさんが全部運んでくれました。ちなみに写真でお気づきのようにシュウの腰、抜けてます。
時折、雨のぱらつく、あいにくの天気でしたが、収穫作業とタローにとってはかえって好都合。
はさみ使いも板についてきたなおみは単純作業にすっかりはまっています。
「あたし、いつまででも続けられるわ。」
「おぼっちゃま、楽しんで頂けましたか?今度は川にご案内しましょう。」
…と、タローに話しかけるクマさん。
今度は渓流で泳がせてもらってごきげんタロー。シュウとクマさんはお弁当と筍ごはんと焼酎で宴会です。連休なのに誰もいない…天国!!タローは泥んこ、遊び放題。
山に詳しいクマさんに連れられて、探検してます。
翌早朝までの渋滞を覚悟して、仮眠させてもらってから帰る予定だったのが、お天気のせいか夜にはあっけなく小田原厚木も東名も渋滞が解消したので、奇跡的に日が変わらぬうちに帰京しました。
タロー天国小田原…はまりそうな予感。