遊びに来た甥っ子たちと本気で遊んだ夏。
タローはね。…自分も彼らの友だちだと思ってます。
スイカ割りもカブトムシ採りも芋掘りもバドミントンもついて回ります。でも一緒にはしゃいでいるだけで、実際には何が楽しいのかよくわかっていません。唯一、川遊びだけは、タローの方がみんなを誇らしげに引率していましたけど。
彼らの行くところ、どこにでもいっしょに行きたがりました。寝るときもボクたちのベッド脇ではなく、子どもたちの部屋で寝てました。
それは甥っ子たちがタローを仲間にしてくれたからです。焼き肉の席もジャガイモの分け前もみんなタローの分がありました。
ありがとう。
うれしくて、そしてなんだかちょっぴりせつないボクとなおみ。もしもボクたちに本当に3才の子どもがいたとしても、やっぱり彼らのあとをこうしてついて回ったことでしょう。