タロー、2才と9ヶ月。どうやら体力がピークに来ているようです。もともと足が速かったのですが、現在、トップスピードに入ったタローについてこられる犬はドッグランでもめったにいません。スタートダッシュの速い中型犬も、タローにはかないません。
サモエドやボルゾイの動きはスローモーションに見えます。
ねえ、誰か、かけっこしない?
おっと、いかにも速そうな黒ラブがやってきました。
なんだい、お前は。オレに挑戦する気か?
うん、かけっこしようよ。
気が合うと、まるでお相撲の立会いのように、互いの呼吸を計りだします。
生意気なゴールデンがいるんだって?
仲間も参戦してきました。
突如、バトルは始まります。
ダッシュ!!
ぎゅ、
ぎゅぎゅ
ぎゅーん!!
トップスピードに入るタロー。カメラもついていけません。
きぃぃーん!!
きゃっほー♪
戦意をなくしている黒ラブたちを周回遅れにするつもりです。
さすがにプライドが傷ついた黒ラブたちが再びダッシュ。
しゅわーん!
どいたどいた!危ないよー!
足自慢の黒ラブもタローの敵ではありません。
追うのをあきらめました。
ぎゅっぎゅーん!
タロー、再び挑発します。
あまりの快速に思わず従うコーギーくん。二つ上からの写真でわかるように、20メートルほど走る間にタローは一周してきてます。
またまた黒ラブを挑発。
ぎゅっぎゅーん。コーギーくん、健気にもタローを追っています。
わかった、わかった、降参だよ!
1頭、へたりこんでしまいました。
そんなこと言わずにもっと遊ぼうよ。
ねえねえ、おじさんも、ほら、立って。
苦笑いする飼い主さんの後ろにかくれる黒ラブたち。
えー!もう、おしまい?
ガウ!(ひとりで走ってろ!韋駄天小僧!!)
嫌われてしまいました。しゅん。