毎年恒例、仕事が忙しくなる前にのんびり温泉。去年はタローを宿の駐車場の車に留守番させたのですが、気になってボクたちがゆっくりできません。ドッグペンションはどうも窮屈だし、ペットホテルに預けて出掛けるには、温泉旅館のあるような場所は、タローの大好きな渓流沿いが多いので不憫です。どうしようか迷っていた折、インターネットでペットも泊まれる温泉宿を発見！！ソッコーで予約を入れました。さてさて、どんなところでしょう。さあ、ディープなレトバカ（レトリバーにはまったバカもの）の世界にあなたもどうぞ。
チェックインです。すでにこの風景が異様です。
部屋はきわめて普通の畳。
でも、よく見るとペット用の容器や金具があります。
まずはお部屋で一息。
ロングドライブの疲れなど癒します。
そう…鏡台です。
ちょうどボクたちの部屋の前がプレイルーム。
スペースに出された俊輔を凌ぐスルーパスにFWタローが走りこみます！！
バカなことやってないで、行くわよ。
ハーイ。
たとえ、みぞれが降っていても、温泉街のそぞろ歩きは正しい温泉旅行の必須アイテムなのでさぼれません。
さあ、冷えた体をお風呂で温めましょう。
浴衣を端折って、夏祭りのように勇ましい風情のなおみ、準備完了。タロー、察して逃げ腰です。
それ！！
初めてのときは怖がるので後ろ足から…と、女将さんのアドバイス。
えーい！！
ストロボを焚くと雪が写ります。
ボクとなおみはまだあったまってないので、がたがた震えています。
だばばばー。
シャンプーといっしょで、どうやら温泉は苦手のようですが、なすがままのタロー。
この露天風呂、玄関脇にあって表通りに面してます。かなりかっこ悪いいでたちのボクとなおみ、氷雨に震えながら通り過ぎる通行人の失笑（冷笑？）をかってます。
湯上りのブロー。
ロビーでくつろぎます。
は、は、はーっくしょん！！ぶるぶるのボクたちは貸切露天風呂の順番を待ってます。
ボクたちが湯につかってる間、タローは部屋で留守番してました。
うーい。
宿のお食事処の名前です。
普通の温泉旅館のごちそうが並ぶ。
ただひとつだけ変わっているのは…
テーブルの下にゴールデンレトリバーがいることです。
うーん。躾のよさが窺われますねぇ。なんて、いい子にしてるのでしょう。
他のテーブルから賞賛の声もかかり、密かに鼻高々のレトバカ夫婦、救いようなし。
ん？
食事を終えて、タローをワントゥに連れ出します。旅館の玄関の隣りに、犬専用のスペースがあり、用も足せます。
ついでにちょっとお散歩。
いい子だったので、部屋に帰ってチーズのご褒美。
チーズのときがいちばん高く手を挙げます。
ボクたちはもう一度お風呂、タローはプレイルームでサッカーして満足。
おやすみ～。
ゆうべの氷雨が嘘のように晴れ上がった朝。
川沿いの公園までお散歩。
小躍りしています。
温泉は苦手なのに、氷のような川の水には飛び込んでいきます。
宿への帰り道。
これまでは、大きな露天風呂のある秘湯やら名湯やらばかり行っていたので、いつも通過するだけだったこの温泉町に、こんなに宿があったなんて知りませんでした。
タローも朝風呂
タロー、タローで終わる旅