ウチの玄関は昼間でも薄暗いのです。
どこで咲くのか,部屋の中まで金木犀の甘い香りが漂う休日。
「ぴんぽーん」
「はーい」
中年女性の声,何か勧誘の人みたいです。
「あら,お母さんはご在宅?」
「え?あ,ああ,今,ちょっと出掛けてまーす♪」
「そ,じゃあ,また来るわね。」
建物に囲まれてるウチの玄関は,晴れた日の昼間でも暗いのです。
「えへへ,若い娘に間違われちゃったみたい。」
「ばーか。ウチの玄関なら,オレだって若者に見えるよ。」
「それはないと思うわ。」
昨日は休日出勤でクタクタになったので,今日は朝寝坊して代々木公園にも車で行きました。
体育の日,駐車場は長蛇の列です。ボクが車を停める間にタローはドッグランで遊び終えてしまいました。
むすんできたおにぎりと柿とプルーンを食べました。
金木犀の巨木です。
タローが遊び足りないようなので,もう一度ドッグランに行きましたが,最近また,うまくお友だちにとけ込めなくなってしまいました。気の合う友だちがいなかったのかもしれません。
一人でとぼとぼ遊ぶばかりなので,帰ろうとすると…
やどぅー!!!…と抵抗します。
帰宅して午後,ボクはキャンバスを10枚ほど張り,なおみは事務仕事しました。これからタローシャンプーして,そのあと夕飯にしまーす。